もっぷん

元木敦士：木村拓哉のものまね芸人としてマルチに活躍するタレント

元木敦士（もとき あつし）は、1983年5月23日生まれの香川県出身のお笑いタレント、ものまねタレントです。オフィス南に所属し、木村拓哉のそっくりさんとして広く知られています。

芸歴：ぬいぐるみコントから木村拓哉のものまねへ

元木敦士の芸歴は2004年の芸人デビューに始まります。当初はぬいぐるみを使った一人コント「もっくんとともくん」として活動していましたが、2007年には相方のぬいぐるみが破損したことをきっかけに「もっくん」に改名。その後、罰ゲームをきっかけに「もっぷん」と改名し、芸風を木村拓哉のものまねに絞るようになりました。

2010年には、ものまねSMAPのメンバーとして『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』（フジテレビ）にレギュラー出演を果たし、以降、数々のテレビ番組に出演。2011年には『ぷっ』すま（テレビ朝日）で草彅剛と共演し、「SHAKE」を一緒に歌い踊るなど、人気を博しました。

2012年にはマセキ芸能社を退社し、オフィス南に移籍。EXILE TAKAHIRO|EXILE_TAKAHIROのそっくりさんである松本和也と「キムザイル」というお笑いコンビを結成し、本名で活動するようになりました。また、同年には『FNS27時間テレビ』（フジテレビ）で、木村拓哉本人の前で初めてものまねを披露する機会を得ました。

2015年には、SMAPのミュージックビデオ「ユーモアしちゃうよ」にものまねSMAPの一員として出演するなど、活躍の幅を広げています。

芸風：似ていない？が魅力の独特スタイル

元木敦士の芸風は、木村拓哉に憧れる青年や、木村拓哉になりきるコントやものまねが中心です。特に、映画『宇宙戦艦ヤマト』での木村拓哉のワンシーンのものまねは話題を呼びました。

しかし、見た目は木村拓哉に似ているものの、喋り出すと声が全く異なる、というギャップが特徴的です。時には小宮浩信（三四郎）のような声になることもあり、「今まで見たキムタクのものまねで一番似ていない」と評価されたこともあります。小峠英二のものまねも披露しています。

近年では、自虐的なネタも多い紙芝居形式のネタが主体となっています。テレビドラマ『HERO』を意識して夏でもダウンジャケットを着て演じる姿も印象的です。紙芝居のイラストは友人の漫画家に依頼しているとのことです。

グループ活動：SMAPそっくりさんユニットと木村ファミリー

元木敦士は、島田ひでとし、よっしー、ジゴロー、スズケンと共にSMAPのそっくりさんユニット「SCRAP」としても活動しています。また、工藤静香役のマーナ、Cocomi役のみよこ、Koki,役の高田千尋と「木村ファミリー」を結成し、ユニットとしても活躍しています。

その他の活動：サブカルチャーへの関与とアルバイト経験

素人時代には『マルチなあいつ!』（読売テレビ）の番組企画に参加しており、そこで出会ったサブカル系作家の中沢健と親しく、中沢の主催するライブや映画にも出演するなど、サブカルチャー層にもファンが多いです。

また、千葉県にあるケーキ屋「菓子工房 プロヴァンス」でアルバイトをしていた経験があり、同店のTwitterでシフトが公開されていた時期もありました。

テレビ・映画・MV出演など：多岐にわたる活動

元木敦士は、『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』、『ぷっ』すま、 『FNS27時間テレビ』など数多くのテレビ番組に出演。また、映画『地球防衛ガールズP9』や配信ドラマ『SPECサーガ黎明篇』などにも出演しています。さらに、SMAPのMV「ユーモアしちゃうよ」にも出演するなど、活動は多岐に渡ります。

木村拓哉への並々ならぬ愛情と、独特の才能で、これからも様々な場面で活躍していくことでしょう。

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