ももいろクローバーZのSUZUKI ハッピー・クローバー!TOP10

『ももいろクローバーZのSUZUKI ハッピークローバー!TOP10』は、TOKYO FMを制作局としてJFN系列で放送されているラジオ番組です。ももいろクローバーZがメインパーソナリティを務め、SUZUKIがスポンサーとなっています。この番組は、2015年12月6日に放送を開始した『ももいろクローバーZのSUZUKI ハッピー🍀クローバー!』を前身としており、2021年10月に現在の形にリニューアルされました。

番組は、毎週日曜日の16時から16時55分に放送されており、リスナーにハッピーな時間を提供することを目指しています。番組名が長いため、新聞のラジオ欄では『ももクロのハピクロ』と略されることもあります。ももいろクローバーZにとって、FMでの全国ネットの冠番組は初めてであり、SUZUKIの一社提供番組枠としては4代目、さらに女性がMCを務めるのは初の試みとなります。

番組開始当初は、各界の専門家をゲスト講師として招き、様々な雑学を学ぶ形式でした。2019年4月にはリニューアルを行い、音楽に焦点を当てた内容へと変化。2021年10月には、番組タイトルを現在の『ももいろクローバーZのSUZUKI ハッピークローバー!TOP10』に変更し、音楽ランキング番組として生まれ変わりました。リスナーからのリクエストを基にしたオリジナルのTOP10チャートをカウントダウン形式で発表するスタイルで、音楽コメンテーターが楽曲の解説やチャートの総評を専門的な視点から提供します。さらに、番組にリクエストを送ったリスナーの中から抽選で10名に、番組特製ステッカーがプレゼントされます。

番組は基本的に収録放送ですが、TOKYO FMの聴取率調査週間には生放送が行われ、1位と2位の曲を予想するクイズが実施されます。また、AuDeeではスピンオフ番組『ももいろクローバーZのおいでよ！ハピクロ相談室』が配信されており、番組公式ホームページではアフタートーク動画も公開されています。さらに、Spotifyでは、放送されたTOP10チャートに加えて、5曲または6曲以上を加えた15曲のプレイリストが毎週公開されています。

番組の出演者は、メインパーソナリティとして、ももいろクローバーZのメンバー（百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、高城れに）が出演しています。百田夏菜子は毎週出演し、他のメンバーは週替わりで2名ずつ出演します。2016年4月からは、フリーアナウンサーの清野茂樹がハピクロナビゲーターとして番組を進行しています。また、2021年10月からは、音楽コメンテーターとして、藤田太郎（イントロマエストロ）、冨田明宏（アニメソング評論家）、河原賢一郎（ギターマガジンプロデューサー）、よしひろまさみち（映画ライター）が週替わりで出演しています。過去には、有安杏果もももいろクローバーZのメンバーとして出演していました。

前身番組『ももいろクローバーZのSUZUKI ハッピー🍀クローバー!』では、番組の前半に「ハピクロアカデミー」というメインコーナーがあり、各界の専門家をゲスト講師に招き、様々な雑学を学んでいました。番組後半にはリスナー参加型のクイズコーナーがありました。リニューアル後も、ゲストを迎えるメインコーナーはありますが、特定の名称はつけられていません。また、緊急事態宣言の発令中は、メンバーがリモートで収録に参加する形となり、メインコーナーはゲストを呼ばない形式に変更されていました。

スピンオフ番組として、2020年8月には『ハピクロ的クイズ！あなたが出題者』が配信され、リスナーから募集した3択クイズをももいろクローバーZのメンバーが答える企画が行われていました。また、2021年10月からは『ももいろクローバーZの近頃なんだか気になるTOP1』が配信され、リスナーから投稿された様々なTOP1をメンバーが紹介する企画が行われていました。これらの番組は、2023年3月までに終了し、2023年4月からは新たに『ももいろクローバーZのおいでよ！ハピクロ相談室』が配信されています。これは、リスナーから寄せられた様々なテーマに関するエピソードを紹介するコーナーです。

その他にも、TOKYO FMが発行するマンスリータイムテーブルに番組紹介記事が掲載されたり、JFN38局ネットで放送され、radikoで聴取可能であるなど、様々な形で番組を楽しむことができます。番組の関連情報として、過去の番組や音楽ランキング番組、ももいろクローバーZの他の冠番組などが挙げられます。

番組は、音楽、知識、エンターテイメントを組み合わせた、リスナーにとって特別な時間を提供しています。

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