ももクロ春の一大事2014 国立競技場大会 〜NEVER ENDING ADVENTURE 夢の向こうへ〜

ももクロ春の一大事2014 国立競技場大会 〜NEVER ENDING ADVENTURE 夢の向こうへ〜

2014年3月15日と16日、ももいろクローバーZ（通称：ももクロ）は、夢の舞台といえる国立競技場でライブを開催しました。このイベントは、彼女たちが結成以来抱いていた夢が実現した瞬間でもありました。同ライブはBlu-rayとDVDとして発売され、各日ともにオリコンDVD総合チャートで週間1位と2位を獲得。これは音楽DVDにおいて、男女を通じての全歌手による通算2回目の快挙であり、またDEGジャパン・アワードにおいても「ライブエンターテイメント部門」と「ユーザー大賞」の2冠を獲得しました。

夢の国立競技場ライブ

ももクロのメンバーは、2008年の結成以来、「紅白歌合戦への出場」を目指して努力してきました。2010年にはメジャーデビュー発表の際に、日本武道館でのライブ開催を夢見て宣言。その後も様々なライブを行い、特にデパートの屋上ライブでは国立競技場をイメージしたステージを設計するなど、彼女たちの夢は次第に具体化していきます。そして2011年にさいたまスーパーアリーナ、2012年に実際の武道館でのライブを経て、ついに紅白歌合戦にも出場しました。2013年元旦には「国立競技場でライブを行う」と正式に宣言したものの、会場は2014年に取り壊されることが決まっており、彼女たちの夢が危ぶまれる状況でした。

しかし、2013年12月の「White Hot Blizzard ももいろクリスマス2013」でのサプライズ発表を受け、国立競技場ライブの計画が遂に実現へと向かいました。当日は突然流れた松崎しげるからのビデオメッセージで発表され、メンバーは涙しながらその喜びを分かち合いました。

夢が叶った日

このライブは史上5組目の単独公演であり、女性グループとして初の試みとなりました。両日で計11万人を動員したほか、全国各地の映画館やライブハウスでのライブビューイングも行われ、多くのファンがその感動を共にしました。また、メンバーたちが巨大なリアカーに乗って花道を移動する演出は、過去のライブで国立川でのリアカーを用いた演出を思い起こさせました。

2日目には、ライブのきっかけを与えた嵐の櫻井翔が会場に駆けつける姿も見られ、観客にとって忘れられない瞬間となりました。メンバーの百田夏菜子は「多くの人に笑顔を届けたい」と思いを語り、多くのファンに感動を与えました。

特別な誕生日

初日3月15日は、有安杏果の誕生日でもあり、特別な「生誕祭」が行われました。このライブでは、珍しく5色に点灯可能なペンライトが販売され、会場全体が緑の光に包まれる演出がありました。ももクロ加入前の不幸な出来事を乗り越え、彼女はこの日を「人生で一番豪華な誕生日」と振り返りました。

セットリストと演出

ライブは多様な演出が施され、オープニングにおいて百田の発案で聖火台に火を灯す場面もありました。また、初披露の楽曲もあり、観客との一体感が感じられる場面も数多くありました。特に、観客を巻き込んだパフォーマンスや、映像との連携による演出は大いに話題を呼びました。

両日のライブのクライマックスではメンバーが聖火台に立ち、自身の感謝や意気込みを語り、多くのファンに感動を与えました。この重要な瞬間は、Blu-rayやDVDにも収録され、ファンにとって忘れがたい記録として残っています。

また、特典映像として国立競技場が五色に染まった様子や、メンバーによる解説などが収録されており、ライブの感動をさらに深めています。

結論

ももクロの「春の一大事2014 国立競技場大会」は彼女たちの夢の実現であり、ファンとの絆を深める意味でも特別なイベントでした。彼女たちのこれからの活動にも大いに期待が寄せられています。

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