ももクロ春の一大事2017 in 富士見市 〜笑顔のチカラ つなげるオモイ〜

ももクロ春の一大事2017 in 富士見市

開催概要
『ももクロ春の一大事2017 in 富士見市 〜笑顔のチカラ つなげるオモイ〜』は、2017年4月8日と9日に埼玉県富士見市で開催された特別なライブイベントです。このイベントは、富士見市が市制施行45周年を迎える年に、メンバーの有安杏果が地元出身であり、同市のPR大使を務めていることから実現しました。ももいろクローバーZにとって初の単独自治体とのコラボレーションとして、田畑の中央にある「第2運動公園」で行われ、両日合計で4万5178人が来場し、市にとっての一大イベントとなりました。また、全国57カ所で行われたライブビューイングには1万1500人が参加しました。

振興の思い
イベントには東日本大震災の復興への思いも込められており、富士見市と災害時相互支援協定を結んでいる宮城県東松島市から、大曲浜獅子舞保存会が参加し、獅子舞のパフォーマンスを披露しました。2日間のイベントでは、275名の地元小学生もステージで合唱を行い、『青春賦』をももいろクローバーZのメンバーと一緒に歌いました。

DAY1の詳細

初日、開会宣言は富士見市長の星野光弘や宮城県東松島市長の阿部秀保が行い、終演後には埼玉新聞が記念号外を配布しました。セットリストには「行くぜっ!怪盗少女」や「青春賦」、「希望の向こうへ」といった人気曲が並び、ファンを楽しませました。特筆すべきは、元JUDY AND MARYのギタリストTAKUYAがサプライズで参加し、ギター演奏を行ったことです。

DAY2の詳細

2日目は全国の映画館でライブビューイングが行われ、ファンにとって特別な体験となりました。イベントの終盤には松崎しげるがサプライズで登場し、夏のライブの開催を発表しました。この日のセットリストも魅力的で、「愛を継ぐもの」や「Guns N'Diamond」、エンディングには「行くぜっ！怪盗少女」が披露され多くのファンを喜ばせました。

支援の絆

このイベントは、多くの支援、感謝の気持ちが込められたものでもありました。事故に遭った高校生の親族が事前に購入したチケットが無効となるところ、特別に弟や友人が代理で参加できるよう配慮されました。これにより、支え合いの精神が形になったことも特筆すべき点です。

交通と周辺対策

開催当日は交通規制が行われ、交通の便を確保するためにシャトルバスが運行されました。また、市の一部の学校がそれぞれ異なる役割を果たし、安全で快適なイベント運営に寄与しました。音漏れの問題も報告されましたが、一方で地域の飲食店にとっては商機が生まれるなどの相乗効果もありました。

卒業と記念のメッセージ

その後、2018年1月に有安杏果がグループを卒業したこともあり、富士見市は記念のビデオメッセージ撮影を行い、市民の心温まる応援の声が届けられました。

このように、ももクロ春の一大事2017は単なるコンサートを超え、地域との深い結びつきと絆を示す素晴らしいイベントとして記憶に残りました。

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