やぶれかぶれ (ウルフルズの曲)

ウルフルズのデビューシングル『やぶれかぶれ』は、1992年5月13日に東芝EMIより発売されました。

発売の背景

デビュー当時はまだ無名に近かったウルフルズ。そのため、『やぶれかぶれ』はオリコンチャートにランキングされないほどの売り上げでした。しかし、この曲は彼らの原点として、その後の活躍を支える重要な一曲となります。

ミュージック・ビデオ

『やぶれかぶれ』のミュージック・ビデオは、当時のウルフルズのユニークな個性を捉えています。長髪時代のトータス松本がマイクに向かって歌い、他のメンバーは楽器を持たずに踊りながら、一つのマイクでコーラスをするというスタイル。ラストシーンでは、メンバー全員で縄跳びをするという、遊び心満載の映像となっています。

ライブでの再現

1997年の新春「バンザイアンコールツアー」では、『やぶれかぶれ』のミュージック・ビデオがスクリーンに映し出され、トータス松本が長髪のカツラを被り、他のメンバーもミュージック・ビデオと同じ衣装を身につけて、この曲を再現しました。このパフォーマンスは、後の武道館ライヴDVDの特典映像として収録されています。

収録曲について

『やぶれかぶれ』の収録曲は以下の通りです。両曲とも作詞・作曲はトータス松本とウルフルケイスケ、編曲はウルフルズが担当しています。

1. やぶれかぶれ
2. パパイヤ・ママイヤ

『やぶれかぶれ』は、ウルフルズの初期の勢いと、彼らの音楽に対する情熱が詰まった作品です。決して恵まれたスタートではなかったものの、この曲があったからこそ、その後の大ブレイクに繋がったと言えるでしょう。

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