ウルフルズ

ウルフルズ (Ulfuls)

ウルフルズは、1988年に結成された日本のロックバンドである。約35年のキャリアを誇り、多くのヒット曲を生み出してきた。

結成と初期の活動

ウルフルズの始まりは、ウルフルケイスケが当時のネオ・サイケデリアバンドD'fを脱退し、大阪・中津の紅茶専門店「カンテ・グランデ」のでのアルバイト仲間であるトータス松本と共にバンドを結成することから始まった。バンド名の由来は、LPレコードのジャケットの帯に「ソウルフル」と記載されていたことが改行で「ウルフル」と読まれることから来ている。

1992年、ウルフルズはシングル「やぶれかぶれ」でデビューし、続くファーストアルバム『爆発オンパレード』をリリース。初期には売上の不振に苦しむこともあったが、1994年にプロデューサーの伊藤銀次を迎え入れてからは徐々に知名度が上がっていった。

人気の上昇と代表曲

1995年には、シングル「ガッツだぜ!!」や「バンザイ 〜好きでよかった〜」のリリースが続き、アルバム『バンザイ』は100万枚以上の売上を記録。ウルフルズはNHK紅白歌合戦への初出場を果たし、「ガッツだぜ!!」の歌詞が一部問題視される事態も経験した。こうしてウルフルズの名は広まり、1996年にはゴールデン・アロー賞の音楽賞を受賞するなど、バンドの勢いは増していった。

メンバーの変遷と活動の休止

1999年にはベーシストのジョンBが脱退し、ウルフルズは3人編成に。その後も様々な活動を続け、2001年には「明日があるさ」をリリース。しかし、2018年にウルフルケイスケがソロ活動に専念することを理由にウルフルズとしての活動を一時休止。これまでの活動で得たストーリーや経験がバンドに深い影響を与えている。

再起と新たなスタート

2014年に活動を再開したウルフルズは、配信限定のシングルや全国ツアーを行うなど、再びファンの心をつかむことに成功した。2018年には新たなレーベルへ移籍し、新曲をリリースするなど，活動は続けられた。その後、2019年にはツアーを成功させる一方で、公式サイトではさらなる活動の計画が待たれている。

まとめ

ウルフルズは、数々のヒット曲を持つだけでなく、独自のスタイルと個性を持ち、国内外の音楽シーンに影響を与え続けるバンドである。彼らの音楽とパフォーマンスは、これからも多くの人々に愛され続けるだろう。公式ファンクラブ「ウルフルクラブ」も設立されており、ファンとの絆を大切にしながら活動を続けている。

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