やまぐち総合教育支援センター

やまぐち総合教育支援センター



概要


やまぐち総合教育支援センターは、山口県が設立した教育に関わる支援機関です。このセンターでは、教育関係者への研修や教育に関する調査・研究、情報の収集および提供、さらには相談業務を行っています。目指すところは、学校や家庭における教育をより良く支援することです。この機関は、2008年に前身の山口県教育研修所から名称変更し、現在の形態に至りました。

センターは公益財団法人山口県ひとづくり財団と提携しており、山口県セミナーパークの施設を共同管理しています。このセミナーパークでは、自治体職員や一般市民向けの研修が行われており、センター自身の研修のために特設された棟もあります。具体的には、「情報・教科研修棟」や「技術研修棟」などがあり、こちらでは教育者向けの専門研修が実施されています。さらに「子どもと親のサポートセンター」や「ふれあい教育センター」の管理も行っています。

一つのテーマである「21世紀の松下村塾」をキーワードに、主に教育関連法人の職員や、教育事務職員を対象としたいろいろな研修や相談活動を盛り込んでいます。

所在地


やまぐち総合教育支援センターは、山口県山口市秋穂二島1062にあり、山口県セミナーパーク内に設置されています。

事業内容


センターの具体的な業務内容は以下の通りです：
1. 教育関係職員及び社会教育指導者向けの研修
2. 教育に関する専門的・技術的な調査・研究
3. 教育情報の収集および提供
4. 教育相談に関連する業務
5. その他、学校や家庭における教育支援のための必要業務

このセンターでは実績による「基本研修」や、自主的に参加できる「希望研修」、加えて地域に出向いて行う「出前研修プラン」や、土曜日に開催される「スキルアップ研修」なども整備されています。特にスキルアップ研修は、地域の市民すべてが参加可能な公開講座として提供されています。

また、教育情報を提供するシステムとして「EIPoS」や「TeTraS」があり、これは小学生や一般教員に向けた教育情報の発信を行っています。さらに、インターネットを利用した遠隔研修・学習も行われるなど、教育の場をより広める取り組みがなされています。2008年以降、組織は再編成され、子どもや親への支援機能が強化され、臨床心理士などの専門家も常駐するようになりました。

沿革



組織構成


このセンターは、以下のような部門から構成されています：
  • - 総務課
  • - 企画室
  • - 教育研修部
- 教職研修班
- 特別研修班
- 学校支援班
- 情報教育班
  • - 子どもと親のサポートセンター
  • - ふれあい教育センター

これらの部門はそれぞれの専門性を生かし、教育支援の充実を図っています。

周辺の自然


やまぐち総合教育支援センターの周辺には、長沢川や火ノ山、陶ヶ岳、福西山などの自然が豊かに広がっています。これにより、学びと自然の共存を感じることができる環境が整っています。

参考文献


  • - 山口県教育委員会行政組織規則
  • - やまぐち総合教育支援センター 平成25年度要覧

関連項目



外部リンク


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