ゆきぐに信用組合

ゆきぐに信用組合について

概要

新潟県南魚沼市に本店を置くゆきぐに信用組合は、地域社会と密接に関わる金融機関です。その営業エリアは、津南町や魚沼市を含む5つの本支店を展開しており、2023年には長野県の栄村や小千谷市、十日町市の全域にまで広がりました。元々は「塩沢信用組合」という名称でしたが、同年9月に改名されました。信用組合の特性を生かし、単なる融資業務だけでなく、地域産品の販路拡大や移住者の誘致といった取り組みも行っており、地元の活性化に貢献しています。

沿革

ゆきぐに信用組合は、1953年3月5日に「塩沢信用組合」として設立され、同年4月1日に営業を開始しました。時を経るにつれ、石打出張所や津南支店など、営業所を増設していきました。1970年代から80年代にかけては、新しい支店の新築や出張所の開設が続き、地域の金融サポートを強化しました。2005年には本部が新たに駅通り店に移転し、2006年には新本店の建設としんくみセンターの開設を果たしました。

特徴的な取り組み

信用組合としての役割にとどまらず、ゆきぐに信用組合は地域の特産物を消費地に直接結ぶ販路を確保するため、他の信用組合との連携協定を締結しています。特に、魚沼地区の特産品であるコシヒカリや日本酒、マンゴー、キノコなどを広く販売する活動を通じて、地域経済の活性化を図っています。また、金融庁からも健全な消費者金融市場形成に向けた取り組みが評価され、大臣顕彰を受賞しました。

最近の発展

2023年9月19日には、名称を「ゆきぐに信用組合」に変更し、営業地区をさらに拡大しました。地域のニーズに応じたサービス提供を強化していく中、同年12月には、松代郵便局や平滝郵便局にATMを設置し、顧客利便性の向上に努めています。

結論

ゆきぐに信用組合は、その地域密着型のサービスと積極的な取り組みによって、地元の経済やコミュニティの発展に貢献している信頼される金融機関です。今後も地域との連携を強化し、さらなる成長を遂げていくことが期待されています。

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