ゆりちかへ ママからの伝言

『ゆりちかへ ママからの伝言』は、テレニン晃子による手記を原作とした作品で、書籍とテレビドラマの二つの形態で展開されています。

書籍

原作は、テレニン晃子自身による手記で、書肆侃侃房から2007年10月1日に初版が刊行されました。その後、2011年2月25日には幻冬舎文庫版も出版されています。テレニン晃子の人生と、娘への愛情が綴られたこの作品の詳細は、テレニン晃子の項目も参照してください。

テレビドラマ

2013年1月26日には、名古屋テレビ放送（メ～テレ）開局50周年記念特別ドラマとして、テレビ朝日系列で放送されました。放送時間は21:00から23:06までの2時間枠で、原作を基にしつつも、舞台設定が福岡県小郡市から神奈川県小田原市へと変更されています。

キャスト

ドラマ版では、豪華なキャストが物語を彩っています。
小山田晃子役：常盤貴子
小山田亮太役：田辺誠一
中井美津子（晃子の母）役：十朱幸代
中井裕子（晃子の妹）役：中村ゆり
村田和江（出版社編集者）役：片平なぎさ
内田真人（晃子の主治医）役：柴俊夫
山口肇（美津子の友人）役：泉谷しげる
小山田柚莉亜役：中島夢乃（乳児期）、篠原ことみ（幼少期）、横溝菜帆（幼少期）、庵原涼香（小学生）

その他にも、大谷みつほ、柊子、森郁月、西野亮廣、佐藤裕二、鈴木しおり、真白リョウ、植田浩二、西川瑞、浜崎堅太、杉山一士など、多くの俳優が出演しています。

スタッフ

ドラマを支えるスタッフも、各分野のプロフェッショナルが集結しています。
原作：テレニン晃子「ゆりちかへ ママからの伝言」、田島安江「もう一冊のゆりちかへ～テレニン晃子さんとの日々」
脚本：吉澤智子
監督：若松節朗
音楽：住友紀人
主題歌：Hilcrhyme「想送歌」
医事監修：鳥海弥寿雄（東京慈恵会医科大学附属病院）
バンド協力：高野昭彦、佐藤瞬
監督補：村谷嘉則
ロケ協力：日本航空、読谷村役場、かりゆしビーチ、小田原市、静岡まきのはらフィルムコミッション、関東学院大学など
特殊造形：松井祐一
技術協力：アップサイド
照明協力：フジライティング・アンド・テクノロジイ
美術協力：フジアール
スタジオ：日活撮影所
協力プロデューサー：井上昇宗
プロデューサー補：椛澤節子
チーフプロデューサー：福嶋更一郎（メ～テレ）
プロデューサー：太田雅人（メ～テレ）、井口喜一（共同テレビ）
制作プロダクション：共同テレビジョン（ノークレジット）
制作著作：メ～テレ

音楽と主題歌

音楽は住友紀人が担当し、ドラマの感情を豊かに表現しています。主題歌には、Hilcrhymeの「想送歌」が起用され、作品の世界観を深めています。

作品のテーマ

『ゆりちかへ ママからの伝言』は、母から娘への愛情を深く掘り下げた作品であり、家族の絆、病との闘い、そして命の尊さを描いています。書籍とドラマで、それぞれ異なる表現でこのテーマが伝えられています。

外部リンク

詳細については、メ～テレ内番組HPも参照してください。

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