よこすか葉山農業協同組合

よこすか葉山農業協同組合について

よこすか葉山農業協同組合は、神奈川県横須賀市を本拠地とする農業協同組合で、地域の農業振興を目的としています。管轄地域には横須賀市と三浦郡の葉山町、さらに逗子市が含まれています。略称はJAよこすか葉山で、地域の特産品を扱う直売所「すかなごっそ」を運営し、新鮮な農産物を消費者に届ける重要な役割を果たしています。

沿革

この協同組合の歴史は1963年に始まり、横須賀市内の8つの農協が合併して「横須賀市農業協同組合」を設立したことからスタートしました。その後、1967年に本店が衣笠駅前に移転し、1973年には横須賀市林に移転しました。また、1973年には結婚式場事業を開始し、地域のイベントにも貢献しました。1985年には田浦支店が新たに開店し、その後の数十年にわたって各支店の開設や移転を重ね、1995年に現在の「よこすか葉山農業協同組合」が設立されました。

事業内容

よこすか葉山農業協同組合は多様な事業を展開しています。信用事業としてJAバンクを運営し、金融サービスを提供。また、生協の利便性を生かして共済事業や購買事業、販売事業も行っています。特に、農業の生産者に対する営農指導や、農作業の受託業務も重要な取り組みの一環です。さらには、地域住民向けに介護や福祉に関する事業や、旅行事業なども展開しています。

特に目を引くのは、農産物直売所「すかなごっそ」の存在です。この直売所は、横須賀市に位置し、新鮮な地元の農産物を消費者に直接届ける場として利用されています。「すかなごっそ」の名前は、横須賀、野菜、ごちそうの3つの言葉を組み合わせた造語で、地域の特産物を存分に味わえることを意味しています。さらに、敷地内には魚介類直売所「さかな館」も併設され、新鮮な魚介類も手に入れることができます。

最近の活動

最近では、2022年の本所移転を機に新たに「くりはま支店」を開店し、輸送効率の向上とともに地域密着型の営業を強化しています。これにより、横須賀市内の4店舗を統合したことにより、地域の農業の発展と消費者へのサービス向上が期待されています。加えて、地域の文化イベントや農業体験なども実施することで、さらなる地域貢献を目指しています。

このように、よこすか葉山農業協同組合は地域の農業支援や住民サービスを通じて、地域の発展に寄与しています。今後の更なる成長が期待される団体です。

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