よみうりカントリークラブ

よみうりカントリークラブ：歴史と魅力あふれるゴルフ場

兵庫県西宮市塩瀬町に広がるよみうりカントリークラブは、読売ゴルフ株式会社が経営する由緒あるゴルフ場です。豊かな自然に恵まれた環境の中、洗練されたコースと充実した設備で、多くのゴルファーを魅了し続けています。

多様なコースレイアウト

よみうりカントリークラブは、異なる特徴を持つ複数のコースを備えています。

よみうりカントリークラブ（18ホールズ、会員制）: 1961年10月開場。歴史と伝統を感じさせる、戦略性に富んだコースです。会員制のため、利用には会員資格が必要です。「よみうりゴルフメンバーコース」とも呼ばれています。
よみうりゴルフウェストコース（18ホールズ、パブリック制）: 1962年10月開場。一般ゴルファーも利用できるパブリックコースです。気軽にプレーを楽しみたい方におすすめです。「よみうりゴルフパブリックコース」とも呼ばれています。
よみうりさくらコース（18ホールズ、ショートコース）: 1973年10月開場。比較的短い距離でプレーできるショートコースです。初心者や練習にも最適です。
よみうり光コース（12ホールズ、ショートコース）: 1992年4月開場。こちらもショートコースで、気軽にゴルフを楽しみたい方におすすめです。

アクセス方法

よみうりカントリークラブへのアクセスは、以下の通りです。

車: 中国自動車道 西宮北ICからアクセス可能です。
電車: JR宝塚線 西宮名塩駅より、阪急バスで約20分です。ただし、バスの本数は限られており、朝と夕方に数本運行されているのみです。日中は、カントリークラブから西宮名塩駅までの無料送迎ワゴンが運行されています。

ゴルフ大会開催の歴史

よみうりカントリークラブは、数々のゴルフ大会を開催してきた実績を誇ります。特に、1963年から1994年にかけては、ゴルフ日本シリーズの開催地として有名でした。1990年までは前半2日間を大阪（よみうりカントリークラブ）、後半2日間を東京（東京よみうりカントリークラブ）で開催する方式でしたが、1992年と1994年には大阪単独開催となりました。また、1985年から2006年まではよみうりオープンゴルフトーナメントを開催し、2022年には関西オープンゴルフ選手権競技も開催されています。大会開催時には、西宮名塩駅から臨時バスも運行されていました。

その他の施設と歴史

かつては、フィールドアスレチック場「よみうり遊園」が併設されており、多くの家族連れで賑わっていました。遊園地の閉園に伴い、バス路線も減便され、「よみうり遊園前」バス停も廃止されています。

なお、よみうりカントリークラブと名称が似たゴルフ場（東京よみうりカントリークラブ、よみうりゴルフ倶楽部、千葉よみうりカントリークラブ、静岡よみうりカントリークラブ）は、株式会社よみうりランドが運営している別施設です。

よみうりカントリークラブは、歴史と伝統、そして自然豊かな環境が調和した、魅力あふれるゴルフ場です。これからも、多くのゴルファーに素晴らしいゴルフ体験を提供し続けることでしょう。

もう一度検索