らく (プロレスラー)

らく - アイドル兼プロレスラー

らくは、東京都に生まれ育った日本のアイドルであり、プロレスラーです。彼女は「アップアップガールズ（プロレス）」というプロレスとアイドルの融合を試みるグループの一員として、多彩なパフォーマンスを披露しています。

経歴

彼女のキャリアは小学生の頃に遡ります。3年生で劇団に入団し、演技のレッスンに励みました。2008年には、映画『20世紀少年 第1章 終わりの始まり』に出演する機会がありましたが、セリフはなかったといいます。この頃から、芸能界への憧れは強かったようです。

2017年8月、DDTプロレスリングとのコラボレーションプロジェクトに参加することが決まり、オーディションを経て、みう・らく・ひなの・ひかりの4名として選ばれ、ステージデビューを果たしました。この際、彼女の名前は「ラク」から「らく」に変更されました。初めての公演は、8月27日の＠JAM EXPOで行われました。

2018年1月4日には、東京女子プロレスの興行にてプロレスデビューし、その後も多くの試合で成長を続けました。3月31日には、初のシングル戦として坂崎ユカと対戦、一歩ずつ経験を積み重ねていきました。8月3日には、TOKYO IDOL FESTIVAL2018で路上プロレスデビューも果たしました。さらに同年、ミスFLASH2019のファイナリストに選出され、グラビアでも活躍する意向を示しました。

2019年には、東京女子プロレスの「東京プリンセスカップ」に初めて参加し、同年11月には、DDT両国国技館大会でアンダーマッチに参戦。2020年2月には、自身初の自力勝利を収めるなど、成績を上げていきました。

人物

らくは、特異な趣味として鉄道オタクであり、プロレスの練習に励む中でも「山手線の駅名を歌いながら挙げる」といった独自の芸を披露しています。ライブの自己紹介では必ず「今日気になる電車」を発表し、ファンとの距離を縮めています。

彼女のおっとりとした性格や夢は、かつての人気アイドル前田敦子のような存在になることです。プロレスに関しては、デビュー前は観戦したこともなかったものの、辛い練習を経て成長を遂げました。「神様か何かが、未来を見据えて止めてくれてた」と語るように、数々の試練を乗り越えながら続けたその姿勢は、多くのファンに勇気を与えています。

また、小学生の頃には「きらりん☆レボリューション」に夢中になったことからアイドルを目指すようになり、中学時代には劇団に通いつつバレエやダンスのレッスンを行っていました。好きな芸能人や音楽の影響も受け、鉄道についてのラジオを配信するなど、多岐にわたる活動を展開しています。

プロレス技

らくの得意技には以下のようなものがあります。特に「ドクターイエロー」や「ハリケーンターン」は、彼女のプロレススタイルを象徴する技です。また、技の命名にも鉄道と関連があり、彼女の趣味が色濃く反映されています。

• - ドクターイエロー：飛びつき式スイング・ネックブリーカー。初勝利時に使用したフィニッシュ技。
• - ハリケーンターン：クロスアーム式逆さ押さえ込み。インターナショナル・プリンセス王座挑戦に向けて開発。
• - ぽっぽーチョップ!!：ブレーンチョップ。ダイビング式も用いられます。
• - 河津落とし：コブラクラッチからの技。
• - おやすみエクスプレス：相手を踏みつけながら就寝するユニークな体固め。

入場曲は「マシュマロカカオステーション」で、彼女らしい可愛らしさと個性を表現しています。彼女のプロレスラーとしての活躍だけでなく、アイドルとしても目立つ存在となり続けています。

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