わくわくろっこモーション

わくわくろっこモーション

『わくわくろっこモーション』は、日本の漫画家・大沖による作品で、アスキー・メディアワークスの『電撃大王GENESIS』にて2010年夏から連載が開始されました。しかし、連載中に雑誌が休刊となり、単行本は幸運にも他の号に1話分収録されてリリースされる運びとなりました。その後、2013年9月には創刊された『コミック電撃だいおうじ』において連載が再開され、以降隔月で描かれるようになります。

あらすじ

物語の舞台は、寂れてしまった「ひしゃく商店街」。女子高生の東灘ろっこが、会長に任命されたのをきっかけに、商店街を再興するために立ち上がります。地域活性化をテーマにしたコメディは、様々な個性豊かなキャラクターたちとの交流を通じて進展していきます。ろっこの奮闘とともに、商店街の店々が直面する困難が描かれ、彼女が彼らをどのように助けるのかが見どころです。

キャラクター紹介

• - 東灘ろっこ: 16歳の女子高生で、父から引き継いだひしゃく商店街の会長を務めています。ひしゃく型のヘアピンがトレードマーク。画才がない彼女は、商店街のキャラクターを描こうとして「下手すぎるゆるキャラ」として新聞に取り上げられてしまいます。名前は神戸市東灘区にある六甲山から来ています。

• - ななこ: ろっこの妹。

• - 父さん: ろっこの父親で、商店街の前会長。若い頃、任期中はほとんど仕事をしませんでした。

• - 千曲しなの: ろっこの友人で、彼女とは違って感性が独特です。喫茶店「喫茶のびのび」の味のレビューに定評があります。

• - 亀山すずか: ろっこのクラスに転校してきた女の子で、実は大型スーパーの社長の娘。商店街を敵視し、偵察を行います。

• - 太田: 魚屋「魚正」の店主で、伝説の高級食材「こいつ」を釣ることができる。

• - こいつ: 謎の生物で、伝説的な高級食材として知られています。水に戻すことができ食べ物を選ぶため、釣るのは難しいです。

• - 師匠: 「こいつ」を釣る唯一の釣り師で、寡黙ですが酒が入ると口が滑ることが多いです。

• - 黒部: いち早く呼び込みで成功した八百屋の店主。

• - 小矢部: 「喫茶のびのび」の店主。お客さんによるレビューに採点を付けています。

• - ぞうさん: 喫茶のびのびのテイスターズランキングでの1位の伝説的な存在です。

• - 山中やまお: 登山用品店の店主で、仙人と友達になるほどの仲間です。

• - 多聞: コンビニの店主で、ちょっと適当な性格の持ち主。

• - 馬場: 不動産屋の店主。

• - 仙人: 難徒過山に住んでいる1696年生まれの仙人で、インターネットを使いこなします。

書誌情報

作品は全3巻で、初巻は2013年4月に発売され、その後も順次リリースされてきました。これらの書籍は、商店街の活性化を目指すろっこの冒険を通じて、読者へ楽しいエンターテインメントを提供しています。

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