アイ (秦基博の曲)

秦基博「アイ」：普遍的な魅力を放つ名曲

「アイ」は、シンガーソングライター秦基博が2010年にリリースした9枚目のシングル。秦基博自身が作詞作曲を手掛け、松浦晃久が編曲を担当。オリコン週間チャートで初登場5位を獲得し、秦基博にとって2度目のトップ5入りを果たしました。

楽曲解説

「アイ」は、秦基博の持ち味である温かく優しい歌声と、普遍的なテーマを扱った歌詞が魅力的な楽曲です。日常に潜む大切な感情を丁寧に描き出し、聴く人の心にそっと寄り添います。テレビ宮崎『UMKスーパーニュース』のエンディングテーマにも起用されました。

カップリングには、2ndアルバム『ALRIGHT』収録曲のスタジオライブバージョン「夜が明ける（Live at The Room）」や、キリンジのカバー「エイリアンズ（Live at The Room）」が収録されています。

2015年には、18枚目のシングル「水彩の月」に、KANとのコラボレーションによるリアレンジバージョン「アイ〜Acoustic Session with KAN〜」が収録されました。

リリース形態

初回限定盤

初回限定盤には、2009年4月に京都・上賀茂神社で行われたコンサート『しばし京都人 日本のこころをたずねて 上賀茂神社コンサート』と、『Augusta Camp 2009 ～Extra～』のライブパフォーマンスを収録したDVDが付属しています。

「アイ Premium Package」完全生産限定盤

2010年6月には、「アイ Premium Package」と題した完全生産限定盤が発売。CDとDVDの2枚組で、オリジナル盤とは一部収録内容が異なります。CDには「アイ（弾き語りVersion）」が追加収録され、Panasonic LUMIX GシリーズのCMソングとして使用されました。DVDには、「アイ」と「アイ（弾き語りVersion）」のミュージックビデオ、ライブ映像が収録されています。

カバー作品

「アイ」は、数多くのアーティストによってカバーされています。

D-LITE (from BIGBANG) (2013年) - カバーアルバム『D'scover』収録
Sarah Raz (2013年) - Chiakiとのカバーアルバム『秦キュンBossa』収録
クリス・ハート (2014年) - カバーアルバム『Heart Song II』収録
柴咲コウ (2015年) - カバーアルバム『こううたう』収録
一青窈 (2015年) - カバーアルバム『ヒトトウタ』収録
KAN (2016年) - ライブアルバム『弾き語りばったり ♯19 今ここでエンジンさえ掛かれば』収録
* FUKI (2018年) - カバーEP『I LOVE YOU』収録

これらのカバーバージョンからも、「アイ」が幅広い層に愛される楽曲であることがわかります。

まとめ

秦基博の「アイ」は、リリースから10年以上経った今もなお、多くの人々に愛され続けている名曲です。秦基博の優しい歌声と心に響く歌詞、そして数々のアーティストによるカバーを通して、その魅力は世代を超えて広がっています。

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