アイザイア・スチュワート

アイザイア・スチュワート2世

アイザイア・スチュワート2世（Isaiah Stewart II）は、2001年5月22日生まれのアメリカ合衆国のプロバスケットボール選手です。ニューヨーク州ロチェスター出身で、現在はNBAのデトロイト・ピストンズに所属しています。ポジションはパワーフォワード（PF）またはセンター（C）として活躍しています。

生い立ちとバスケットボールとの出会い

幼少期はサッカーとボクシングに親しんでいましたが、身長が著しく伸びたことをきっかけに、小学5年生からバスケットボールを始めました。

カレッジでの活躍

ワシントン大学で1年間プレーした後、2020年のNBAドラフトにアーリーエントリーしました。大学時代には、父と同じジャマイカ出身のパトリック・ユーイングに敬意を表し、彼の現役時代の背番号33番を着用していました。

NBAでのキャリア

デトロイト・ピストンズ

2020年のNBAドラフトでは、1巡目全体16位でポートランド・トレイルブレイザーズから指名を受けましたが、その後、トレードで交渉権がヒューストン・ロケッツへ移動。さらに、クリスチャン・ウッドとのトレードでデトロイト・ピストンズへ移り、2020年12月1日にピストンズと契約しました。

1年目の2020-21シーズンは68試合に出場し、NBAオールルーキー2ndチームに選出されるなど、ルーキーイヤーからその才能を発揮しました。

レブロン・ジェームズとの騒動

2021年11月21日のロサンゼルス・レイカーズ戦では、第3クォーターにフリースローのリバウンドを争った際、レブロン・ジェームズから顔面に肘打ちを受け流血。激昂したスチュワートはレブロンに詰め寄り、両軍入り乱れての乱闘寸前となりました。このプレーでレブロンは退場処分となり、試合後、レブロンには1試合、スチュワートには2試合の出場停止処分が科されました。この騒動は「パレスの騒乱2021」と揶揄されることとなりました。

プレースタイルと評価

スチュワートは、恵まれた体格と運動能力を生かした力強いプレーが持ち味です。特に、リバウンドやディフェンスでの貢献度が高く、インサイドでの存在感を発揮します。また、近年はシュートレンジも広がり、オフェンス面でも成長を見せています。

人物

父親のデラはジャマイカ出身です。

外部リンク

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