アイゾッド・センター

アイゾッド・センターは、アメリカ合衆国ニュージャージー州イーストラザフォードに位置していた多目的アリーナでした。

概要

1981年7月2日に開場し、当初は当時のニュージャージー州知事であったブレンダン・バーンにちなんで、ブレンダン・バーン・アリーナという名称でした。翌1982年1月には、早くもNBAオールスターゲームが開催され、注目を集めました。

1996年には、コンチネンタル航空が12年間の命名権を取得し、コンチネンタル・エアラインズ・アリーナと改称されました。その後、コンチネンタル航空との契約が満了し、カジュアルブランドのアイゾッド（Izod）が命名権を取得。2007年10月31日より、アイゾッド・センターという名称で親しまれるようになりました。

アイゾッド・センターは、1981年からNBAのニュージャージー・ネッツ（現ブルックリン・ネッツ）の本拠地として、また1982年から2007年まではNHLのニュージャージー・デビルスの本拠地として使用されました。スポーツファンにとっては、数々の名勝負が繰り広げられた場所として記憶されています。

また、プロレス団体WWEのサマースラムが1989年、1997年、2007年に開催され、プロレスファンにもお馴染みの場所でした。2015年にもサマースラムの開催が予定されていましたが、アイゾッド・センターの閉鎖に伴い、会場がバークレイズ・センターに変更されました。

長年にわたり、スポーツやエンターテイメントの舞台として親しまれてきたアイゾッド・センターですが、2015年4月3日に閉鎖されました。閉鎖後、アリーナは取り壊されることになり、跡地には2017年までにホテルが建設される計画でした。

アイゾッド・センターは、その歴史の中で数多くの人々に感動と興奮を与え、ニュージャージー州のランドマークとして、その名を刻みました。

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