アイ・カフェ

アイ・カフェについて

アイ・カフェ（i-Caf'e）は、アイ・カフェ株式会社が運営する、漫画・インターネットカフェチェーンおよび複合カフェ・カラオケルーム事業を統括する営業本部です。2001年の会社設立から始まり、2003年には古本市場を展開するテイツーの連結子会社となりました。

歴史

当初、古本市場との複合出店や首都圏への進出を積極的に行っていました。2009年にテイツーに吸収合併され、一時法人としてのアイ・カフェは消滅しましたが、2011年にはカジ・コーポレーションが事業を承継しました。

その後、カジ・コーポレーションが運営していた「まんがねっとラウム」に加え、「Cybac」や「funky time」もグループに加わり、事業を拡大しました。2022年には、アイ・カフェ株式会社が設立され、カジ・コーポレーション内のアイ・カフェ営業本部が分割される形で、現在に至っています。

店舗の特徴

アイ・カフェの店舗は、一般的な漫画喫茶とは異なり、店内には厨房設備が導入されており、軽食から本格的な洋食メニューまで提供しています。シックで落ち着いた内装も特徴で、他のカフェチェーンのような高級感を取り入れています。

また、法令順守の意識が高く、全店で身分証提示による会員制を採用しています。会員証はチェーン店間で共通利用が可能ですが、一部店舗では利用できません。未成年者の利用には制限があり、オープン席のみの利用、個室席は保護者同伴が必要です。これらのルールによって、店舗内の風紀維持に努めています。

提供サービス

アイ・カフェでは、以下のようなサービスを提供しています。

雑誌・漫画の閲覧：豊富な種類の漫画や雑誌を自由に読むことができます。
インターネットアクセス：パソコンが設置されており、インターネットを利用できます。
オンラインゲーム：オンラインゲームを楽しむことができます。
ドリンクバー：ソフトドリンクが飲み放題です。
シャワー：一部店舗ではシャワーを利用できます。

店舗によってサービス内容が異なる場合があります。

店舗一覧

以下は、アイ・カフェの過去および現在の主な店舗の一覧です。

北海道・東北

北海道
nORBESA店（札幌市中央区）：2019年2月28日閉店
札幌センチュリーロイヤルホテル店（札幌市中央区）：2024年3月21日閉店
函館五稜郭店（函館市）：2022年8月29日閉店
宮城県
仙台駅西口店（仙台市青葉区）
BiVi仙台店（仙台市宮城野区）
286KAGITORI店（仙台市太白区）：2018年8月31日閉店
福島県
会津インター店（会津若松市）：2015年3月3日閉店（株式会社ヴァリックに譲渡、快活CLUBとして開店）

関東

群馬県
Annex金古店（高崎市）
Annex安中店（安中市）
Annex大間々店（みどり市）
埼玉県
鴻巣MEGA-MIX店（鴻巣市）
入間店（入間市）：閉店
八潮店（八潮市）：2019年1月1日閉店
蓮田店（蓮田市）
東京都
AKIBA PLACE店（千代田区）：2023年2月6日閉店
ピーアーク竹ノ塚店（足立区）：2020年7月6日閉店

北陸・信越

新潟県
桜木インター店（新潟市中央区）：2014年9月30日閉店

近畿

大阪府
天王寺アポロ店（大阪市阿倍野区）：2020年3月24日閉店
兵庫県
西神戸店（神戸市西区）：2016年10月1日閉店
和歌山県
紀の川店（和歌山市）：2014年2月17日閉店
宮街道店（和歌山市）：2013年8月30日閉店

中国・四国

岡山県
岡山本店（岡山市北区）：2022年2月24日閉店
東岡山店（岡山市中区）：2018年12月1日閉店
中庄サンフラワー店（倉敷市）：2020年8月31日閉店
倉敷笹沖店（倉敷市）：2022年9月5日閉店
愛媛県
松山キスケBOX店（松山市）：2019年7月21日閉店
徳島県
田宮店（徳島市）：2021年6月30日閉店

九州

福岡県
コマーシャルモール博多店（福岡市博多区）：2020年10月18日閉店
鹿児島県
真砂本町店（鹿児島市）

その他

アイ・カフェは日本複合カフェ協会に加盟しています。また、一部店舗では、デルの協力のもと、ALIENWAREが設置されたオープン席もあります。過去には、テレビドラマの撮影にも利用されたことがあります。

関連項目

日本複合カフェ協会
インターネットカフェ

外部リンク

アイ・カフェ

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