『アクセス』は、
福山雅治が
1990年11月7日にリリースした2枚目の
シングルです。発売元はBMGビクター(現Ariola Japan)で、福山にとって初のCMソングとなりました。
リリースと背景
この楽曲は、元々ビクターの「ムービーごっこ」というCMのために制作されたものでした。CMには
菊池桃子が出演しており、楽曲に対する問い合わせが殺到したため、福山の楽曲として正式に
シングル化されることになりました。福山自身がラジオで明かしたところによると、CM制作サイドが歌い手を探していた際に、彼が依頼を受けて作曲したとのことです。CMでは「アクセス」の他に、かぐや姫の「
なごり雪」を
カバーしたバージョンも使用されましたが、こちらは音源化されていません。
この
シングルリリース後、福山は
テレビ朝日系『
ミュージックステーション』(
1990年12月21日放送)に初めて出演しました。また、
シングル発表後のライブでは、CM出演者の
菊池桃子から花束を贈られるという一幕があり、その様子は当時のスポーツ紙にも掲載されました。
収録曲
全編曲は中村修司が担当しています。
1.
アクセス
作詞:竹花いち子・福山雅治 / 作曲:井上大輔
ビクター「ムービーごっこ」CMソング
CMサイズでは作詞が竹花いち子、作曲が井上大輔でしたが、シングル化にあたり福山も作詞に加わり共作となりました。
ミュージックビデオが制作されており、
VHS・
DVD『FUKUYAMANIA』に収録されています。
2.
Radio Days 〜1943…〜
作詞・作曲:福山雅治
1987年の映画『Radio Days』をモチーフに制作されました。当時、福山は
ラジオパーソナリティとしても活動しており、ラジオをテーマにした曲を制作しました。
収録アルバム
『アクセス』と『Radio Days 〜1943…〜』は、以下のアルバムに収録されています。
LION
M-COLLECTION 風をさがしてる
まとめ
『アクセス』は、
福山雅治の初期の代表曲の一つであり、彼のキャリアにおいて重要なターニングポイントとなった楽曲です。CMソングとしての成功から、
ミュージックステーション初出演、そしてライブでのエピソードなど、多くの話題を提供しました。また、カップリング曲の『Radio Days 〜1943…〜』も福山の音楽性を知る上で欠かせない一曲です。