アジア太平洋インポートマート(AIM)とは
アジア太平洋インポートマート(AIM)は、福岡県
北九州市小倉北区浅野に位置する、輸入促進を目的とした複合施設です。具体的には、輸入に関わる企業や団体のためのオフィスや店舗が入居する「流通センター棟(AIMビル)」と、展示会やイベントなどに利用される「展示場棟」の2つで構成されています。
設立の背景
AIMは、国の輸入促進地域(FAZ)計画に基づき、
北九州市における輸入促進の中核施設として
1991年に建設されました。この地は、かつて
北九州市立米町小学校があった場所で、小学校の閉校後にその跡地が有効活用されています。
歴史
1995年には、民活法の適用を受け、流通センター棟に国際流通グループの
ヤオハンが国際卸売センターを開設する予定でした。しかし、
1996年に
ヤオハングループの経営危機が表面化し、翌年には
ヤオハン・ジャパンが
会社更生法の適用を受け、海外事業から撤退したため、卸売センターの計画は実現しませんでした。
その後、
大塚家具のショールームが一時的に入居しましたが、
2009年に閉店しました。3階部分は、
2005年に
北九州市立子育てふれあい交流プラザ「元気のもり」と
西日本総合展示場の中展示場・会議室に用途が変更されました。
現在のAIM
現在は、2階にフードコートや金融機関、パスポートセンター関連施設などが入るAIMスクウェア、4階から8階はオフィスゾーンとして、官公庁や企業、団体の事務所が入居しています。また、小倉駅から徒歩5分という利便性を活かし、会議室も運営しています。2016年
2月からは、KIPROホールの運営も開始されました。
さらに、8階にあったマザーズハローワークが2階に移転し、ウーマンワークカフェ北九州として、若者向けの就労支援と女性の雇用支援を行う施設となっています。
主なテナント
AIMには、様々なテナントが入居しています。具体的なテナントについては、公式ウェブサイトなどで確認できます。
周辺施設
AIMの周辺には、以下のような施設があります。
西日本総合展示場 本館
リーガロイヤルホテル小倉
北九州国際会議場
北九州スタジアム(
ミクニワールドスタジアム北九州)
交通アクセス
小倉駅からのアクセスが非常に良く、徒歩圏内に位置しています。そのため、市内外からのアクセスも容易です。
まとめ
AIMは、輸入促進を目的とした施設として設立されましたが、現在はオフィスや会議室、子育て支援施設など、多様な機能を持つ複合施設として利用されています。小倉駅からのアクセスも良く、ビジネスやイベント、地域交流の拠点として、幅広いニーズに応えています。
外部リンク
AIM公式サイト
西日本総合展示場(公益財団法人北九州観光コンベンション協会)'>
西日本総合展示場(公益財団法人北九州観光コンベンション協会)
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北九州市立子育てふれあい交流プラザ'>
北九州市立子育てふれあい交流プラザ