アステールプラザ(ASTERPLAZA)
広島県広島市中区加古町に位置するアステールプラザは、地域の文化活動を推進するための複合施設です。この施設は、
広島市文化創造センター、
広島市中区民文化センター、
広島市国際青年会館、
広島市立中区
図書館という4つの主要な施設から構成されています。市が所有し、(公財)
広島市文化財団が管理・運営を担っている点が特徴です。
2015年の
6月1日から、「JMSアステールプラザ」として医療機器メーカーのジェイ・エム・エスに命名権が譲渡され、これにより新たなブランドを持つこととなりました。命名権は当初
2020年までの予定でしたが、その後更新されて
2025年3月31日まで延長されています。周辺には、北側に広島文化学園HBGホール、南側には
広島市立中島小学校が隣接しています。
構成される主要施設
アステールプラザには、以下の4つの懐かしさと新しさを兼ね備えた施設があります。
1.
広島市文化創造センター
1,204席を有する大ホールや多目的スタジオ、レストランが揃っており、地域の文化創造に貢献しています。ここはコンサートや演劇、講演会など多岐にわたる文化イベントが開催される中心的な場所となります。
2.
広島市中区民文化センター
約550席の中ホールと会議室を備え、地域住民が利用できる文化活動の場としての役割を果たしています。多様なイベントや活動が行われることで、地域交流も促進されています。
3.
広島市国際青年会館
国際交流を重視し、研修室や
宿泊施設を持つこのセンターは、特に若者や海外からの訪問者に対応したプログラムを展開しています。異文化理解を深める貴重な場となっています。
4.
広島市立中区図書館
多様な書籍が揃った
図書館は、地域住民の知的活動を支える重要な施設です。居心地の良い空間で、学びや癒しの場となります。
歴史と背景
アステールプラザは
1991年1月に、中区民文化センター、国際青年会館、以及び中区
図書館を統合する形でオープンしました。その後、
1998年に文化創造センターが増設され、より多彩な文化の場としての機能が強化されています。以来、コンサートや演劇、講演など、さまざまな文化活動が順調に行われています。
アクセス
最寄りの交通機関へのアクセスも良好です。
広島電鉄の宇品線に乗れば、市役所前停留場で下車し、西へ徒歩約7分(600m)で到着します。また、江波線を利用する場合は、舟入町停留場から東に徒歩約5分(400m)でアクセス可能です。バスを利用する場合は、JR
広島駅から24号線(吉島線)に乗り「加古町」下車、南へ約200mの距離です。
アステールプラザは、幅広い文化活動を支えるためのハブとして、地域社会にとって欠かせない存在となっています。様々なイベントが行われるこの施設を通じて、
広島市は文化的な魅力を発信し続けています。