アズワン

アズワン株式会社

アズワン株式会社（AS ONE CORPORATION）は、日本の大阪市に本社を置く、研究用機器や計測機器、科学機器の販売を専門とする企業です。1933年の創業以来、長い歴史を有し、業界内では確固たる地位を築いてきました。これまでの沿革や現在の事業展開、関連会社について詳しく見ていきましょう。

沿革

アズワンの歴史は、1933年に創業した「井内盛栄堂商舗」に始まります。1962年には法人化し、「株式会社井内盛栄堂」となり、大阪市北区に本社を移しました。その後の1995年には日本証券業協会に店頭登録し、1999年には東京証券取引所や大阪証券取引所の二部に上場を果たしました。

2001年に入り、同社は東京証券取引所及び大阪証券取引所の第一部に上場し、さらに8月には現在の社名である「アズワン株式会社」に変更しました。その後も、企業の成長を促すための積極的な事業展開を続け、2005年に株式会社アーンスト・ハンセン商会を子会社化し、さらに2010年にはこの会社を100%子会社としました。

2018年には新たに株式会社トライアンフ・ニジュウイチを子会社化し、2023年には株式会社カスタムも100%子会社化するなど、関連企業を増やしつつ事業拡大を進めています。

事業内容

アズワンは、研究機器から支援機器に至るまで、様々な科学機器を取り扱っています。高校や大学、研究機関に必要な設備を提供し、これらの顧客ニーズに応える商品ラインを展開しています。また、製品の品質を確保するためのアフターサービスやサポート体制も充実させています。

社会貢献活動

アズワンは、地域活動や社会貢献にも注力しており、スポンサーとして社会人アメリカンフットボールチームのアズワンブラックイーグルスを支援しています。スポーツを通じた地域活性化に貢献する取り組みを行っています。

さらに、ラブライブ!シリーズとのコラボレーションも話題となりました。特に三角フラスコが登場したセブン-イレブンのCMがきっかけで、アズワンの公式Twitterが言及され、話題となった結果、関連商品の販売にもつながりました。

まとめ

アズワン株式会社は、創業以来培ってきた技術と信頼を背景に、今もなお成長を続ける企業です。科学機器分野において高品質な製品を提供し続けるとともに、地域社会への貢献も重視し、多くの関連企業との連携を図っています。今後のさらなる展開にも期待が寄せられるところです。

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