アズ熊谷

アズ熊谷：JR熊谷駅直結のショッピングセンター

アズ熊谷は、埼玉県熊谷市にあるJR東日本熊谷駅に直結する駅ビル型のショッピングセンターです。JR東日本グループの株式会社アトレが経営し、高崎ターミナルビル株式会社が運営しています。駅からのアクセスが抜群に良く、利便性の高い立地が大きな特徴です。

施設構成とアクセス

アズ熊谷は、大きく分けて4つのエリアで構成されています。

AZ（本館）: 主要な店舗が集まる中心エリア。熊谷駅北口、東口ロータリー、そして駅の改札口からもアクセス可能です。6,322㎡の広さを誇り、複数の出入口があり、スムーズな移動をサポートしています。2004年にはティアラ21との3階直結通路が開設され、さらに利便性が向上しました。GU出店時には、改札口から4階フロアへ直結する階段も設置されました。
AZ 2nd（アズセカンド）: 熊谷駅駐輪場や駐車場から駅構内への通路近くに位置する、1,556㎡のエリアです。
AZ ROAD（アズロード）: 熊谷駅の自由通路、JR改札と秩父[[鉄道]]改札間のエリアに位置し、和菓子店やパン屋などが入居しています。アズセカンドの向かい側にあります。
AZ EAST（アズイースト）: 熊谷駅東口およびアズ本館と直結するティアラ21の3階を占めるエリアです。飲食店街やリラックスできる空間が提供されています。

これらのエリアは、それぞれ異なる特徴を持ちながらも、互いに連携して、魅力的なショッピング体験を提供しています。

沿革と運営

アズ熊谷の歴史は、1987年に熊谷ステーション開発株式会社が熊谷駅の駅ビルとして開業したことに始まります。その後、1996年にはアズセカンド、1997年にはアズロードが開業し、1998年には本館の3階を増床しました。2004年にはティアラ21の3階にアズイーストが開業し、施設は大きく拡大しました。

2005年には、JR東日本のグループ会社再編により、熊谷ステーション開発は高崎ターミナルビル株式会社に吸収合併されました。さらに、2015年には高崎ターミナルビルがアトレの子会社となり、アズ熊谷の所有・経営はアトレに、管理運営は高崎ターミナルビルに委託される運営形態へと変更されました。2017年には、JR東日本グループ共通のポイントサービス「JRE POINT」が導入されています。

ポイントサービスと駐車場

アズ熊谷では、JRE POINTが導入されており、ショッピングの際にポイントを貯めることができます。以前はSuicaポイントクラブが利用されていましたが、2017年10月からはJRE POINTに統合されました。

アズ熊谷自体には駐車場がありませんが、近隣のJR熊谷駅駐車場、Tiara21駐車場、秩父[[鉄道]]熊谷駅南口駐車場、ニットーモール駐車場と提携しており、一定金額以上の買い物で無料駐車サービスを利用できます。

その他の特徴

アズ熊谷では、SuicaとPASMOでの支払いが可能です（一部店舗を除く）。また、同じ高崎ターミナルビルが運営するイーサイト上尾やイーサイト籠原の管理も、アズ熊谷の管理部門が行っています。さらに、2019年開局のコミュニティFM「FMクマガヤ」のスタジオが6階に設置されています。送信アンテナは、2020年8月まではアズ熊谷本館に設置されていましたが、現在は熊谷市役所本庁舎屋上に移設されています。

アズ熊谷は、駅直結の利便性と、多様なテナント、そして充実したサービスによって、熊谷市民にとって欠かせない存在となっています。今後も地域社会に貢献する存在として発展していくことが期待されます。

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