アッバス・バラオウ

アッバス・バラオウ（Abass Baraou、1994年10月28日 - ）は、ドイツのバーデン＝ヴュルテンベルク州アーレン出身のプロボクサーです。両親はトーゴからの移民で、彼は13歳からボクシングを始めました。

プロとしてのキャリア

2018年4月28日にプロデビューを果たし、順調にキャリアを重ねていきます。

2019年2月16日、コブレンツのコンログ・アレーナで行われたWBCインターナショナルスーパーウェルター級王座決定戦で、元IBF世界スーパーウェルター級王者のカルロス・モリーナと対戦し、12回3-0（115-112、115-112、118-109）の判定勝ちを収めて王座を獲得しました。この勝利で、バラオウは一躍注目を集める存在となります。

2019年5月4日には、フランクフルトのフラポート・アレーナで元IBO世界ウェルター級王者アリ・フネカと対戦し、5回2分52秒TKO勝ちを収めました。

2019年10月26日、ロンドンのO2アリーナでジョン・オドーネルを相手にWBCインターナショナル王座の初防衛戦に臨み、6回2分59秒TKO勝ちで王座防衛に成功しました。

トレーナーの変更と世界挑戦への道

2020年3月10日、バラオウはプロモート契約を結んでいるヴィルフリート・ザウアーラント率いるザウアーラント・イベントのヘッドトレーナー、ウリ・ウェグナーからアダム・ブースにトレーナーを変更しました。新たな指導体制で、更なる成長を目指します。

2020年8月28日、ベルリンでジャック・クルカイとIBF世界スーパーウェルター級2位決定戦に臨みましたが、12回1-2(114-115、116-113、113-115)の判定負けを喫し、ジェイソン・ロサリオへの挑戦権を得ることはできませんでした。

戦績と獲得タイトル

アッバス・バラオウのプロボクシング戦績は13戦12勝（8KO）1敗です。

獲得タイトル
ドイツスーパーウェルター級王座
WBCインターナショナルスーパーウェルター級王座
IBOコンチネンタルスーパーウェルター級王座

外部リンク
アッバス・バラオウの戦績 - BoxRec（英語）

アッバス・バラオウは、そのアグレッシブなスタイルと卓越した技術で、今後の活躍が期待されるボクサーの一人です。

もう一度検索