アテナ宝石デザイン研究所

アテナ宝石デザイン研究所：ジュエリーデザインを極めるための学び舎

東京都港区に位置するアテナ宝石デザイン研究所は、1976年の設立以来、多くのプロフェッショナルなジュエリーデザイナーを育成してきた老舗の専門学校です。洗練されたデザインと確かな技術を学ぶ場として、高い評価と信頼を得ています。

沿革：半世紀にわたる歴史と伝統

アテナ宝石デザイン研究所の歴史は、1969年金沢美術工芸大学卒業の藤村民夫氏と、1971年同大学卒業の藤村澄江氏の出会いに始まります。インダストリアルデザイナーとしての経験を持つ藤村民夫氏と、岩倉精密鋳造勤務の経験を持つ藤村澄江氏。二人は1976年、新宿御苑前に「フォルムスクール」を設立し、ジュエリーデザイン教育の第一歩を踏み出しました。

1981年には、学校名を「アテナ宝石デザイン研究所」と改称し、高田馬場に移転。長きにわたり、数多くの才能あるデザイナーを育成してきました。2010年には、藤村夫妻が健康上の理由で退任。その後、フォルムスクールの4期卒業生である水野薫子氏が2代目代表に就任し、同じく4期卒業生で武蔵野美術大学出身の山本統規氏が主任講師として就任。伝統を受け継ぎながら、新たな時代へと歩みを進めています。2017年には、現在の港区へと移転し、より快適な学習環境を提供しています。

教育：高度な技術と創造性の融合

アテナ宝石デザイン研究所では、単なるデザイン技術の習得にとどまらず、創造性と感性を磨く教育に力を入れています。熟練の講師陣による丁寧な指導のもと、学生たちはジュエリーデザインの基礎から応用まで、幅広く学ぶことができます。実践的なカリキュラムを通して、デザイン思考力、表現力、そして問題解決能力を養います。

受賞歴：国際的な舞台で認められた実力

アテナ宝石デザイン研究所の卒業生たちは、数々の輝かしい実績を残しています。中でも、デビアス主催の「Diamond International Award」への入選は、研究所の教育レベルの高さを示す大きな成果です。国際的な舞台で高い評価を得ていることは、学生たちにとって大きな励みとなり、更なるモチベーション向上に繋がっています。

出版物：ジュエリーデザインに関する専門知識

研究所の創設者である藤村民夫氏は、ジュエリーデザインに関する多くの書籍を執筆しています。「ジュエリーデザイン　表現の基本」「ジュエリーレンダリング」「ジュエリーイラストレーション」など、実践的な内容と豊富な図解で構成されたこれらの書籍は、ジュエリーデザインを学ぶ者にとって必携の書として広く活用されています。これらの書籍は、アテナ宝石デザイン研究所の教育理念と高い専門性を裏付けるものです。

未来：進化を続けるジュエリーデザイン教育

アテナ宝石デザイン研究所は、常に進化を続け、時代が求める高度なスキルと創造性を兼ね備えたジュエリーデザイナーの育成に尽力しています。伝統と革新を融合させた教育体制は、未来のジュエリーデザイン業界を担う人材育成に大きく貢献していくでしょう。これからも、日本のジュエリーデザイン業界を牽引する存在として、その発展に貢献し続けることでしょう。

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