アドウェイズ

株式会社アドウェイズは、東京都新宿区に本社を構えるインターネット広告企業です。エージェンシー事業とアドプラットフォーム事業を軸に、幅広い広告ソリューションを提供しています。博報堂DYホールディングスの持分法適用関連会社であり、そのグループの一員として、広告業界で重要な役割を果たしています。

創業と成長

アドウェイズは、2001年に岡村陽久氏によって設立されました。岡村氏は高校中退後、訪問販売の仕事をしていたという異色の経歴の持ち主です。当初は「アドウェイズエージェンシー」という名称で事業を開始し、その後、株式会社アドウェイズとして法人化しました。

2006年には東京証券取引所マザーズに上場を果たし、その後も事業を拡大。2020年には東京証券取引所第一部（現在のプライム市場）に市場変更を果たしています。2023年には本社を住友不動産新宿ファーストタワーに移転し、現在に至ります。

事業内容

アドウェイズは、主に以下の事業を展開しています。

エージェンシー事業: クライアントの広告戦略立案から実行までをトータルでサポート。Web広告、アプリ広告、ソーシャルメディア広告など、多様な広告手法に対応しています。
アドプラットフォーム事業: 自社開発の広告配信プラットフォームを提供。これにより、広告効果の最大化を目指しています。

また、子会社を通じて、アフィリエイトサービスプロバイダ事業や会員制サウナの運営なども行っています。特に、子会社のUNICORN株式会社は、日本初のApple Search Ads Partnerに認定されており、アプリ広告分野で高い専門性を誇ります。

社名の由来

社名の「アドウェイズ」は、「Adventure（冒険）」と「Way（道）」を組み合わせた造語です。この名前には、失敗を恐れずに挑戦し続ける企業でありたいというメッセージが込められています。また、アドウェイズが得意とする広告を意味する「Advertising」の「AD」も含まれています。

海外展開

アドウェイズは、海外展開にも積極的に取り組んでいます。中国、台湾、フィリピン、アメリカ、韓国、香港、シンガポールなど、世界各地に拠点を設け、グローバルに事業を展開しています。

子会社

アドウェイズグループは、以下のような子会社を擁しています。

株式会社アドウェイズ・ベンチャーズ
株式会社サムライ・アドウェイズ
UNICORN株式会社
株式会社ADWAYS DEEE
株式会社おくりバント
株式会社アドウェイズベイビー
予約トップ10株式会社
株式会社アドウェイズ・フロンティア
Brasta株式会社
ムクリ株式会社

沿革

2001年：大阪市東淀川区に株式会社アドウェイズを設立
2004年：本社を東京都台東区に移転
2006年：本社を東京都新宿区に移転、東京証券取引所マザーズ上場
2011年：伊藤忠商事株式会社の持分法適用関連会社となる
2014年：本社を東京都新宿区の新宿グランドタワーに移転
2019年：台湾のポイントプログラム「UUPON」と業務提携、株式会社博報堂DYメディアパートナーズと資本業務提携
2020年：東京証券取引所第1部へ市場変更
2021年：代表取締役社長に山田翔が就任、株式会社博報堂DYホールディングスと資本提携
2022年：株式会社博報堂DYホールディングスの持分法適用関連会社となる、東京証券取引所プライム市場へ移行
2023年：本社を住友不動産新宿ファーストタワーに移転

アドウェイズは、常に新しい技術やトレンドを追求し、インターネット広告業界の発展に貢献しています。

関連情報

* 株式会社アドウェイズ公式サイト

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