アナスタシヤ・グバノワ (2002年生)

アナスタシヤ・ヴィタリエヴナ・グバノワのプロフィール

アナスタシヤ・ヴィタリエヴナ・グバノワ（ロシア語: Анастасия Витальевнa Губанова、2002年12月2日生まれ）は、ロシアのトリヤッチ出身のフィギュアスケート選手で、現在はジョージア代表として競技活動を行っています。彼女は2022年の北京オリンピックにもジョージア代表として出場するなど、国際的な舞台でもその実力を発揮しています。

経歴

2016-2017シーズン

グバノワは2016-2017シーズンからISUジュニアグランプリシリーズに参加し、JGPチェコスケートとJGPブラエオン・シュベルター杯で優勝する輝かしい成績を収めました。また、マルセイユで開催されたジュニアグランプリファイナルでは、ショートプログラムではやや出遅れるも、フリープログラムで当時のジュニア世界記録となる133.77点を記録しました。しかし、その数分後に演技したアリーナ・ザギトワに金メダルを奪われ、グバノワは銀メダルを手にしました。翌年、ロシアジュニア選手権では7位となり、世界ジュニア選手権には出場できませんでした。

2017-2018シーズン

2017-2018シーズンでは、JGPオーストリア杯に出場し4位となるにとどまり、再びジュニアグランプリファイナルには出場できませんでした。ロシアジュニア選手権でも4位と惜しくも世界ジュニア選手権の出場権を逃す結果となりました。

2018-2019シーズン

このシーズンからはシニアクラスに移行し、タリントロフィーでは4位に終わる一方、ゴールデンスピンでは見事2位にランクインしました。その後、世界選手権の出場を目指してロシアカップファイナルに挑みましたが、総合5位にとどまりました。

2019-2020シーズン

エレーナ・ボドレゾワからエフゲニー・ルカヴィツィンへとコーチを変更し、12月のロシア選手権では10位という結果を残しました。

2021-2022シーズン

2021年8月にはロシアからジョージアへの移籍を発表。国籍変更に伴い、国際的な大会への出場制限がなかったため、再び競技の面での活躍が期待されました。フィンランディア杯では自己ベストを更新し5位に入り、ゴールデンスピンにおいてはシニア初の国際大会優勝を成し遂げました。それに続き、北京オリンピックでジョージア代表として出場。団体戦では惜しくも決勝進出を逃し、個人戦は11位で終了しましたが、世界選手権ではフリースケートで挽回し総合6位に入賞することができました。

2022-2023シーズン

前シーズンの結果により、MKジョン・ウィルソン杯とエスポーグランプリに出場。MKジョン・ウィルソン杯ではジョージアの女性フィギュアスケーターとして初の3位入賞を果たすも、エスポーグランプリでは思うように成績を残せずに7位にとどまりました。しかし、欧州選手権ではSPとFSともに自己ベストを更新し、1位で大会を終え、初のチャンピオンシップスを優勝で飾るという素晴らしい成果を収めました。

主な戦績

グバノワは若手選手ながら国際舞台での活躍が期待されているフィギュアスケーターであり、そのパフォーマンスに多くのファンが注目しています。

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