アニメギルドの詳細
『アニメギルド』は、
2017年4月より
BSフジの
深夜アニメ放送枠としてスタートしたプログラムです。この枠では、アニメだけでなく、一部実写番組も放送されています。
BSフジは、2000年12月の開局以来さまざまなアニメ番組を放送してきましたが、特にこの『アニメギルド』の設立以後、
深夜アニメの放送に力を入れています。
歴史と成り立ち
2000年代に入ると、『ONE PIECE』や『
世界名作劇場』など、多岐にわたるフジテレビ製作のアニメが放送され、視聴者の注目を集めました。その後、2014年に『
スペース☆ダンディ』など、TOKYO MXなどの独立局と提携したアニメ製作委員会に初参加。これを機に
BSフジも
UHFアニメのニーズに応える姿勢を強化していきました。
特に2020年4月からのシーズンでは、放送する新作すべての製作委員会に名を連ねるようになり、アニメの多様化と質の向上に貢献しました。また、2022年7月期にはBS日テレとのコラボレーションも実現し、さらなる制作ネットワークを広げています。
レーベルの創設
『アニメギルド』という名称は、
2017年3月に行われた
AnimeJapan 2017で初めて公表されました。この枠の放送開始以降、アニメ番組は主に平日深夜の0時台に編成されるようになりました。過去には、月曜から水曜にかけての未明にもアニメの放送枠がありましたが、現在は主に平日の0時台に集約されています。土曜未明の枠は特別番組によって隙間が生じ、2020年以降はその曜日にも新たに放送が行われるようになりました。
放送内容と特徴
BSフジの
深夜アニメでは、毎日の最初の番組前に、20秒間のオープニングアニメーションが流されます。このアニメーションは、著名なアニメ制作会社であるufotableによって制作されたもので、「竜族の娘」をテーマにした物語が描かれています。視覚的にもシネマスコープ形式であることが特徴的です。また、番組は「アニメギルド」という枠タイトルで特定され、視聴者には分かりやすく親しみやすい印象を与えています。
競合状況
『アニメギルド』は、他局であるBS日テレの『
アニメにむちゅ〜』やBS11の『
ANIME+』など、数多くの
深夜アニメ枠と競合しています。2020年10月期の枠移動によって、競合関係が一時緩和されたものの、視聴者にとっては様々な選択肢がある状況です。また、野球中継の影響で放送時間の繰り下げがある場合もありつつ、それ以外の特別番組との兼ね合いも考慮されています。
終わりに
『アニメギルド』は
深夜アニメファンにとって魅力的な選択肢を提供するため、今後も新たな作品やコラボレーションを通じて、視聴者の期待に応え続けていくことでしょう。また、今後の展開が楽しみな枠でもあります。