アピア (宝塚市)

アピア：宝塚の街に根付く複合商業施設

兵庫県宝塚市、JR宝塚線逆瀬川駅前に広がる複合商業施設「アピア」。アピア1、アピア2、アピア3、そしてアピアきた、それに2つの駐車場からなるこの施設は、地域住民の生活に密着した存在として、長年に渡り親しまれています。それぞれの建物が個性豊かな顔を持ち、ショッピングや生活、そして憩いの場を提供しています。

開業から現在まで：変遷と発展

アピアの歴史は1986年、アピア3の開業に始まります。その後、1987年にはアピア1とアピア2、1988年にはアピアきたが開業し、現在の6つの建物から成る複合施設が完成しました。

アピア3は、2011年に「カルチェヌーボ」に名称変更、その後2014年に売却され、2018年に大規模なリニューアルを経て、再びアピア3として生まれ変わりました。リニューアルでは、緑を基調とした内装・外装への変更やエレベーターの新設など、施設全体の快適性が向上しました。

2000年にはアピア1にKOHYOが開業し、現在も地域住民に利用されています。また、2022年にはお笑い芸人のガクテンソクが特命大使に就任するなど、アピアは時代とともに進化を続け、地域社会に貢献しています。

各施設の特徴と魅力

アピア1

地下2階から地上13階建てのアピア1は、低層階に商業施設、高層階に集合住宅「シティライフ逆瀬川1」を備えています。KOHYO逆瀬川店、いかり逆瀬川店といったスーパーマーケットをはじめ、セリア、ヤマダ電機テックランドなど、生活に便利な店舗が多数入居しています。かつてはリヴィン宝塚店も入居していましたが、2006年に閉店しました。5階にはイベントなどに利用されるアピアホールがあります。

アピア2

地下2階から地上8階建てのアピア2は、低層階に商業施設、高層階に集合住宅「シティライフ逆瀬川2」があります。マクドナルド、エフエム宝塚、ドコモショップなどが入居し、駅周辺の賑わいの中心となっています。

アピア3

地下2階から地上8階建てのアピア3は、低層階が商業施設、高層階が集合住宅「シティハイツ逆瀬川」となっています。サンディやダイソーなど生活に必要な店舗が揃っています。隣接する立体駐車場には、タイムズカーシェアも設置されています。過去にはジャスコ逆瀬川店や宝塚メディア図書館も入居していましたが、現在は閉店、移転しています。また、ニチイの出店計画もありましたが、実現には至りませんでした。

アピアきた

アピアの他の建物とは離れて位置するアピアきたは、コープこうべを核店舗とするスーパーマーケットです。生活必需品を幅広く取り揃えているほか、100円ショップなどの専門店も入居しています。

地域社会とのつながり

アピアは、単なる商業施設としてだけでなく、地域社会に貢献する存在として、その役割を果たしています。各店舗は地域住民の生活を支え、イベント開催などを通じ、地域交流の場としても機能しています。今後も、アピアは宝塚市の発展とともに、その存在感を増していくことでしょう。

まとめ

アピアは、多様なテナント、そしてそれぞれの建物の個性によって構成された、魅力的な複合商業施設です。その歴史、現在の状況、そして今後の展望を知ることで、アピアが宝塚の街にどのように根付いているのかを理解することができます。 多くの住民にとって生活に欠かせない存在であり続け、その発展は地域社会の未来とも深く関わっているのです。

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