アピアショッピングセンター

アピアショッピングセンターの概要

アピアショッピングセンターは、富山県富山市稲荷元町に位置する多目的商業施設で、通称「アピア」と呼ばれています。この施設のキャッチコピーは「happy life アピア」に設定されており、地域の人々にとって心地よい場を提供しています。全体の建物は鉄骨造りで、3階建てですが、一部のエリアは4階にわたります。

施設の総工費は約33億円で、延床面積は19,600平方メートルに及びます。店舗面積は12,315平方メートルで、内訳としては物販エリアが7,860平方メートル、飲食スペースが526平方メートル、サービス業が749平方メートル、スポーツ施設が3,180平方メートルを占めています。駐車場は1,000台収容可能で、訪れる人々にとって利便性が高い設計となっています。

テナントの構成としては、1階には食品スーパーや飲食店、各種サービス業が充実しており、2階は主に衣料品や雑貨が並ぶフロアとなっています。3階には会員制で、当時の日本海側最大規模のスポーツクラブ『アピアスポーツクラブ』が展開されており、さらに『アピアカルチャークラブ』や『フィットリハ アピアウエルネス』、『ホットコラーゲンヨガ＆ハンモックスタジオ hot on Beauty』など、多様なサービスが受けられる施設も入居しています。最新のテナント情報については公式サイトのSHOPガイドを確認することができます。

歴史的背景

アピアショッピングセンターの起源は1983年3月にさかのぼり、商業活動調整協議会で決議がなされ、1984年9月に佐藤鉄工の跡地で工事が開始されました。そして1985年4月26日に、当時富山県内での最大規模の共同店舗としてオープンしました。最初のキーテナントは『総合食品チューリップ』と『総合衣料サザン富山』でした。その後、運営体制が変わり、1994年4月1日には店舗名と同名の『アピア』に改称し、2009年には株式会社に移行しました。

2017年4月19日には、シニア層の集客を強化するために2階部分のリニューアルが行われ、これ以外にも度々改装が施されています。最近の動向としては、2025年7月1日にキーテナントのアルビスがアピアからの要請に応じて子会社化を発表し、それに伴い筆頭株主となりました。さらに、2027年までの再開発計画が中止となることも発表され、建て替えの予定が現時点ではないことが示されています。

交通アクセス

公共交通機関によるアクセスも非常に便利です。富山地方鉄道本線及び不二越線の稲荷町駅からは徒歩1分の距離にあり、またコミュニティバス「まいどはや」のアピア前停留所からも徒歩1分で到着します。このように、アピアショッピングセンターは広範な交通機関に接続し、地域の重要な商業拠点として位置づけられています。

アピアは、地域のライフスタイルを彩る存在として、多様なニーズに応える商業施設として、これからも進化を続けることでしょう。

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