アブドゥ・ディアロ:クラブと代表で輝きを放つDF
アブドゥ・ラクハド・ディアロ(Abdou-Lakhad Diallo,
1996年5月4日 - )は、
フランスのトゥール出身の
プロサッカー選手です。現在は
カタール・スターズリーグのアル・アラビに所属し、ディフェンダーとして活躍しています。また、セネガル代表としても国際舞台で存在感を示しています。
クラブでのキャリア
ディアロは、
ASモナコの下部組織で育ち、2014年12月にトップチームデビューを果たしました。その後、経験を積むためにベルギーのズルテ・ワレヘムへレンタル移籍。
2017年7月には、ドイツのマインツ05へ完全移籍し、5年契約を結びました。マインツでの活躍が認められ、翌年には
ボルシア・ドルトムントへ移籍。ここでも5年契約を締結し、更なるステップアップを果たします。
2019年7月には、
フランスの強豪パリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍。2024年6月までの5年契約を結び、数々のタイトル獲得に貢献しました。2022年9月には、
RBライプツィヒへ買取オプション付きのローン移籍を経験しています。
代表でのキャリア
ディアロは、
フランス代表として
UEFA U-19欧州選手権2015に出場した経験を持ちます。しかし、ルーツであるセネガル代表を選択し、2021年3月26日のコンゴ共和国代表戦で念願の代表デビューを飾りました。
セネガル代表としては、
2022 FIFAワールドカップなどの主要大会に出場。
アフリカネイションズカップ2021では優勝を経験するなど、チームの中心選手として活躍しています。
プレースタイル
ディアロは、恵まれた体格と高い身体能力を生かした対人守備の強さが持ち味です。また、足元の技術も高く、正確なパスで攻撃の起点となることもできます。センターバックだけでなく、サイドバックもこなせるユーティリティ性も兼ね備えています。
家族
ディアロの弟であるイブラヒマ・ディアロも
プロサッカー選手として活躍しています。
タイトル
モナコ
リーグ・アン: 2016-17
パリ・サンジェルマン
リーグ・アン: 2019-20, 2021-22
クープ・ドゥ・フランス: 2019-20, 2020-21
クープ・ドゥ・ラ・リーグ: 2019-20
トロフェ・デ・シャンピオン: 2019, 2020, 2022
RBライプツィヒ
DFBポカール: 2022-23
セネガル代表
*
アフリカネイションズカップ: 2021
アブドゥ・ディアロは、クラブと代表の両方で数々のタイトルを獲得してきた、経験豊富なディフェンダーです。今後の活躍にも期待が高まります。