アマウリ・リーバス

アマウリー・キース・リーバス・アブレイユ：球歴と詳細

アマウリー・キース・リーバス・アブレイユ（Amaury Keith Rivas Abreu、1985年12月20日 - ）は、ドミニカ共和国のモンテ・クリスティ州ラス・マタス・デ・サンタ・クルス出身の元プロ野球選手です。右投右打の投手として活躍しました。

台湾球界では、李韋斯（リーウェイスー）という登録名でプレーしていました。また、メジャーリーガーのネルソン・クルーズはいとこにあたります。

プロ入りとブルワーズ傘下時代

2005年2月、アマウリー・アブレイユはミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結び、プロ野球選手としてのキャリアをスタートさせました。同年、傘下ルーキー級のアリゾナリーグ・ブルワーズ（AZLブルワーズ）で14試合に登板し、2勝1敗、防御率6.91という成績を記録しました。

2006年には、同じく傘下ルーキー級のAZLブルワーズで4試合に登板し1勝を挙げた後、ルーキー+級のヘレナ・ブルワーズに昇格。ここでは10試合に先発し、5勝4敗、防御率3.02の成績を残しました。

2007年は、傘下ルーキー級AZLブルワーズでの登板にとどまりました。

2008年は、傘下A級のウェストバージニア・パワーでシーズンを迎え、19試合（うち先発15試合）に登板し、8勝3敗、防御率3.50の成績を収めました。7月には傘下A+級のブレバード・カウンティ・マナティーズに昇格し、7試合（うち先発6試合）で1勝2敗、防御率4.20を記録しました。

2009年は、傘下A+級ブレバードで26試合（うち先発23試合）に登板し、13勝7敗、防御率2.98という素晴らしい成績を挙げました。この活躍が評価され、オフの11月18日にはメジャー契約を結び、40人枠入りを果たしました。

2010年は、傘下AA級のハンツビル・スターズで25試合に先発し、11勝6敗、防御率3.37の成績を残しました。

2011年は、傘下AAA級のナッシュビル・サウンズで28試合に先発しましたが、7勝12敗、防御率4.72という成績にとどまりました。

2012年には、傘下AAA級ナッシュビルでリリーフに転向し、自己最多となる50試合に登板。5勝8敗1セーブ8ホールド、防御率5.24という成績を残しましたが、オフの11月2日にFAとなりました。

マーリンズ傘下時代

2012年12月10日、フロリダ・マーリンズとマイナー契約を結びましたが、2013年3月29日にFAとなりました。

台湾球界時代

2014年5月24日、台湾の社会人チームである崇越ファルコンズに入団。この年に始まった社会人リーグのポップコーンリーグで9試合に登板し、5勝1敗、防御率1.93という好成績を挙げ、年間MVPを獲得しました。

同年8月31日には、中華職業棒球大聯盟CPBL（CPBL）の統一セブンイレブン・ライオンズと契約。5試合に先発し、1勝0敗、防御率2.07を記録しましたが、シーズン終了後に退団しました。オフには、母国ドミニカのウィンターリーグであるリーガ・デ・ベイスボル・プロフェシオナル・デ・ラ・レプブリカ・ドミニカーナのアギラス・シバエーニャスに参加しました。

中日時代

2014年12月15日、中日ドラゴンズと契約を結んだことが発表されました。先発ローテーションの一角を担う投手として期待されましたが、2015年2月28日のナゴヤドームでのオープン戦初戦で対ロッテ戦に先発し、2回途中9失点と打ち込まれました。その後、右肩の痛みを訴え一時帰国。シーズン中に再来日するも、治療のため再び帰国するなど、一軍はおろか二軍でもほとんど登板機会がありませんでした。シーズン終了後に解雇となりました。

詳細情報

年度別投手成績

NPBでの一軍公式戦出場はありませんでした。

背番号

50 （2014年）
42 （2015年）

脚注

関連項目

中日ドラゴンズの選手一覧

外部リンク

選手の各国通算成績 - CPBL
* 選手の通算成績と情報 - MLB、ESPN、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)

もう一度検索