アルクマ

アルクマ

アルクマは、長野県をPRするマスコットキャラクターとして、県内外で広く親しまれています。その愛くるしい姿と、長野県への熱い想いで、多くのファンを魅了しています。

概要

アルクマは、長野県内はもちろん、首都圏のJR東日本の駅や各地の観光イベントに積極的に参加しています。テレビ番組にも出演するなど、その活動は多岐にわたります。2009年8月に信州デスティネーションキャンペーンのキャラクターとして誕生しましたが、その人気から長野県の観光PRキャラクターに任命され、現在に至ります。

長野県観光部は「アルクマキャラバン」と称して、アルクマの着ぐるみを伴い、県内外のイベントで観光PR活動をしています。また、県内各地の観光地にアルクマのぬいぐるみが置かれたり、パンフレットに登場するなど、その人気は高まるばかりです。2019年には、「ゆるキャラグランプリ」のご当地部門で優勝を飾りました。

当初、アルクマの著作権は長野県、JR東日本長野支社、ジェイアール東日本企画長野支店の3者が共同で保有していましたが、2014年6月20日に長野県が譲り受け、観光分野以外でも利用可能となりました。著作権の移行に合わせて、胸のマークが「信州ハート」に変更されています。

由来

アルクマは、信州デスティネーションキャンペーンのキャッチフレーズ「未知を歩こう。信州」を、楽しそうに歩く姿で表現しています。信州に生息する熊をモチーフとし、頭に信州の名産品であるりんごをかぶせることで、信州らしさをアピールしています。

プロフィール

出身: 信州、日本アルプスのどこか
性別: 不明
年齢: 不明
身長・体重: りんごの木半分くらい / りんご70個くらい
長所・短所: 行動的なところ / 寒がりなところ
好き・嫌い: 山、蕎麦、りんご / 海、もずく
趣味: 信州旅行、かぶりもの集め
特技: 信州のお国自慢

アルクマは、信州を歩き回り、その魅力を広く伝えることを生きがいとしています。寒がりでいつも頭にかぶりものをしていますが、旅好きで背中にはリュックを背負っています。

着ぐるみ

アルクマの着ぐるみには、以下のバージョンがあります。

通常バージョン: 長野県内各地のPRイベントなどで使用されます。
スノーバージョン: スキー用のゴーグルやスノーシューズを着用し、主に首都圏での観光キャラバンや長野県内のスキー場イベントに登場します。
JR東日本駅長バージョン: JR東日本の駅での記念イベントなどに限定して登場します。
山岳バージョン: 2017年の信州DCに合わせて制作され、山岳観光PRイベントなどに登場します。

「アルクマキャラバン」では、これらのバージョンが時期や内容に合わせて使い分けられています。

出演

アルクマは、劇場アニメ「映画 魔法つかいプリキュア! 奇跡の変身!キュアモフルン!」にも出演しています。

また、「ゆるキャラグランプリ」には、第2回から毎年出場しており、2019年にはご当地部門で優勝を果たしました。過去の成績は以下の通りです。

2012年（第2回） - 総合：24位
2013年（第3回） - 総合：28位
2014年（第4回） - 総合：39位
2015年（第5回） - 総合：106位
2016年（第6回） - 総合：123位
2017年（第7回） - ご当地部門：27位
2018年（第8回） - ご当地部門：17位
2019年（第9回） - ご当地部門：1位

グッズ

アルクマグッズは、JR東日本長野支社管内の売店「NEWDAYS」や、東京の長野県アンテナショップ「銀座NAGANO」などで販売されています。

その他

アルピコ交通の車両にアルクマのラッピングが施されたバスが、2014年9月から2015年3月まで中央高速バスの新宿 - 松本線で運行されていました。

「アルクマキャラバン」では、長野県の県歌「信濃の国」をバックにダンスを踊ることもあります。2013年7月からは、同歌のユーロダンスバージョンをバックにしてのプロモーションも行っています。

2020年10月からは、アルクマ登場10周年を記念して、観光列車「リゾートビューふるさと」にアルクマラッピングが施され、車内には特大ぬいぐるみも設置されています。

アルクマは、長野県の魅力を伝えるために、これからも様々な場所で活躍することでしょう。

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