アルフレッド・アボヤ

アルフレッド・アボヤは、1985年1月2日にカメルーンのヤウンデで生まれたプロバスケットボール選手です。ポジションはセンターとフォワードを兼任し、その恵まれた体格と運動能力で活躍しました。また、カメルーン代表としても国際舞台でプレーしました。

アボヤは、カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校（CSULA）でNCAAのバスケットボール選手として活躍しました。大学卒業後は、NBAサマーリーグに参加するなどプロの道を探りましたが、NBAのロースター入りは果たせず、フランスのプロリーグでプレーすることになりました。

2010年、アボヤは日本のbjリーグに参戦していたリンク栃木ブレックスに加入しました。シーズン途中の加入でしたが、すぐにチームにフィットし、その高いバスケットボールスキルと献身的なプレーでチームを牽引。リンク栃木ブレックスのリーグ初優勝に大きく貢献しました。シーズンオフには、日立サンロッカーズへ移籍しています。

2012年には、滋賀レイクスターズへ移籍。1シーズンプレーした後、2013年に退団しました。その後、トルコやNBA Gリーグのチームでプレーした後、現役を引退しました。

引退後は、指導者としての道を歩み始め、NBA Gリーグに所属するアイオワ・ウルヴズでアシスタントコーチ兼プレイヤーデベロップメントコーチを2019年から2021年まで務めました。選手の育成に力を注ぎ、自身の経験を活かして若手選手の成長をサポートしました。

プレースタイル

アボヤは、高い身体能力を生かしたインサイドでのプレーを得意としていました。また、ミドルレンジからのシュートも得意とし、オフェンスのバリエーションも豊富でした。ディフェンスにおいても、リバウンドやブロックショットでチームに貢献しました。献身的なプレースタイルで、チームメイトからの信頼も厚かったです。

主な経歴

カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校
BCM Gravelines (2009)
Olympique Antibes (2009)
リンク栃木ブレックス (2010)
日立サンロッカーズ (2010-2011)
滋賀レイクスターズ (2012-2013)
Final Genclik (2013)
フォートウェイン・マッドアンツ (2013-2014)
リノ・ビッグホーンズ (2014)
アル・イテハド・トリポリ (2014)
* ロサンゼルス・ディーフェンダーズ (2014-2015)

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