アレクサンドラ・ルース・シップ(Alexandra Ruth Shipp)は、
1991年7月16日生まれのアメリカ人女優、歌手、作詞家、そして演奏家です。彼女は、特にライフタイムのテレビ映画『Aaliyah: The Princess of R&B』(2014年)で実在の歌手
アリーヤを演じたこと、そしてアカデミー賞にノミネートされた『ストレイト・アウタ・コンプトン』(2015年)でキンバリー・ウッドラフを演じたことで、その名を知られるようになりました。
シップはまた、『X-MEN』シリーズにおけるストーム役(『
X-MEN:アポカリプス』以降)や、2018年の
ロマンティック・コメディ『
Love, サイモン 17歳の告白』でのアビー・スーソ役でもよく知られています。
幼少期
シップはアリゾナ州フェニックスで育ちました。母親はクンダリーニ・ヨガの講師で白人、父親はミュージシャンのアフリカ系アメリカ人です。彼女には、2人の兄弟ジェームズとジョーダン、そして義理の姉妹カシアがいます。シップは、スクワウピーク小学校、アリゾナ芸術学校、そしてフェニックスのセント・メアリー・カトリック高校で教育を受けました。17歳で演技のキャリアを追求するため、
ロサンゼルスに移住しました。
キャリア
2009年、シップは『アルビン2 シマリス3兄弟 vs. 3姉妹』で小さな役としてデビューしました。その後、ニコロデオンのティーン・ミステリー・ドラマシリーズ『ハウス・オブ・アヌビス』の第3シーズンでKT・ラッシュ役を演じました。
2014年には、
VH1のテレビ映画続編『Drumline:A New Beat』でダニ・レイモンド役、そしてライフタイムのテレビ映画『Aaliyah:The Princess of The R&B』で
アリーヤ役を演じ、注目を集めました。特に
アリーヤ役では、シップ自身が歌唱も担当しました。さらに、ヒップホップグループN.W.Aの伝記映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』では、
アイス・キューブの妻であるキンバリー・ウッドラフ役を演じました。
2016年、シップは
ブライアン・シンガー監督のアメコミ映画『
X-MEN:アポカリプス』で、以前は
ハル・ベリーが演じていた、天候を操るミュータントのオロロ・マンロー / ストーム役を演じました。この役で、彼女は新たなファン層を獲得しました。
2018年には、ハイスクールコメディ映画『
Love, サイモン 17歳の告白』で
ニック・ロビンソンやジョージ・レンデボーグJr.と共演し、また『エンド・オブ・ハイスクール』ではキャスリン・プレスコットやルーシー・ヘイルと共演しました。
2019年には、『
X-MEN:ダーク・フェニックス』で再びオロロ・モンロー / ストーム役を演じ、また『シャフト』ではヒロインのサーシャ役を演じました。これらの役を通じて、彼女の多様な演技力が広く認められました。
フィルモグラフィー
以下は、アレクサンドラ・シップの主な出演作品です。
映画
2009: アルビン2 シマリス3兄弟 vs. 3姉妹
2015: ストレイト・アウタ・コンプトン
2016: X-MEN:アポカリプス
2018:
Love, サイモン 17歳の告白
2018: エンド・オブ・ハイスクール
2019:
X-MEN:ダーク・フェニックス
2019: シャフト
テレビ
2013: ハウス・オブ・アヌビス (シーズン3)
その他のメディア
ミュージックビデオなど
受賞とノミネート
(詳細な情報が入り次第追記)
外部リンク
公式ウェブサイト
Alexandra Shipp (@alexandrashipppp) - Instagram
*
アレクサンドラ・シップ - IMDb(英語)
アレクサンドラ・シップは、その多才さと演技力で、今後も様々な分野での活躍が期待される女優です。