アレック・サルキン

アレック・マシュー・サルキンについて

アレック・マシュー・サルキン（Alec Matthew Sulkin、1973年2月14日生まれ）は、アメリカ合衆国の脚本家、プロデューサー、声優です。彼は、特に人気アニメシリーズ『ファミリー・ガイ』での活躍で知られています。

キャリア

サルキンは2005年から『ファミリー・ガイ』の制作に参加し、複数のエピソードで脚本を担当し、プロデューサーも務めています。また、同作品では声優としても活躍しており、キリストをはじめとする様々なキャラクターを演じています。彼のユーモラスな声の演技は、作品に独特の魅力を加えています。

2010年8月には、脚本家のウェルズリー・ワイルドと共に20世紀フォックスと3年間の契約を結び、その才能を高く評価されました。2012年には、大ヒット映画『テッド』の脚本を担当し、そのコメディセンスを遺憾なく発揮しました。しかし、2013年にセス・マクファーレンをエグゼクティブプロデューサーに迎えて制作したシットコム『Dads』は、残念ながらシーズン1で打ち切りとなりました。その後、2014年には映画『荒野はつらいよ 〜アリゾナより愛をこめて〜』の脚本にも参加しています。

物議を醸したツイート

2011年3月、サルキンは東日本大震災に関して、不適切なツイートを行い、大きな批判を浴びました。彼は、この災害で多数の犠牲者が出たことについて、「気分を良くしたければ、グーグルで『真珠湾 死者数』と検索してごらん」と投稿しました。このツイートは多くの人々を不快にさせ、大きな議論を呼びました。翌日、サルキンは自身のツイートを削除し、「昨日の死者数は200人。今日は1万人。鈍感なツイートをして申し訳ない。もう消した」と釈明しました。この出来事は、彼のキャリアにおいて、大きな影を落とすこととなりました。

フィルモグラフィー

ファミリー・ガイ (2005-) - 脚本、声の出演
The Cleveland Show (2009-2012) - 声の出演
テッド (2012) - 脚本
Dads (2013) - 製作
荒野はつらいよ 〜アリゾナより愛をこめて〜 (2014) - 脚本、出演
テッド2 (2015) - 脚本、出演

外部リンク

* アレック・サルキン - IMDb（英語）

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