アレハンドロ・ベドヤ

アレハンドロ・ベドヤ

アレハンドロ・ベドヤ（Alejandro Bedoya、1987年4月29日 - ）は、アメリカ合衆国ニュージャージー州イングルウッド出身のプロサッカー選手。

ポジションは主にミッドフィールダー（MF）で、サッカーアメリカ合衆国代表としても活躍。

現在はフィラデルフィア・ユニオンに所属しています。

来歴

生い立ち

ベドヤは、祖父と父が共にコロンビアのサッカー選手という、まさにサッカー一家に生まれ育ちました。

幼少期にフロリダ州ブロワード郡ウェストンに移り住み、地元の少年クラブでサッカーを始めました。

高校卒業後はファーレイ・ディッキンソン大学に進学。その後、3年次にボストンカレッジに編入しています。

クラブキャリア

大学卒業後、ベドヤはアメリカ国内のクラブを経由せず、海外でプロとしてのキャリアをスタートさせる決断をしました。

初期

2008年末、スウェーデンのエーレブルーSKとプロ契約を結び、翌2009年1月より正式に入団。

加入後すぐに、4-3-3フォーメーションのセントラルハーフのポジションでレギュラーの座を獲得しました。

2011年2月には、イングランド・プレミアリーグのバーミンガム・シティFCからトライアルのオファーを受けましたが、最終的には契約には至りませんでした。

デンマーク、スウェーデン

2011年7月21日、デンマークのラナースFCへ移籍。

当初はスウェーデンリーグ終了後に合流する予定でしたが、両クラブの話し合いにより、8月17日に前倒しで合流することになりました。

2012年8月10日には、再びスウェーデンに戻り、ヘルシンボリIFに移籍。

UEFAヨーロッパリーグでの活躍が認められ、複数のクラブが獲得に動きましたが、最終的にはシーズン終了までの残留を選びました。

フランス

2013年8月7日、フランス・リーグアンに昇格したFCナントへ移籍。

アメリカ

2016年8月3日、移籍金100万ドルでフィラデルフィア・ユニオンに移籍。

代表キャリア

ベドヤは、アメリカ合衆国代表としても長年に渡り活躍しています。

2008年の北京オリンピックでは、予選に出場したものの、本戦の登録メンバーからは外れました。

2009年12月22日、フル代表に初招集され、カリフォルニア州カーソンで実施された代表キャンプに参加。

2010年1月23日には、ホンジュラス代表との親善試合に途中出場し、代表デビューを果たしました。

2010 FIFAワールドカップでは、初期登録メンバー30人には選ばれましたが、最終登録メンバー23人には選出されませんでした。

2011 CONCACAFゴールドカップでは、負傷したベニー・ファイルハーバーの代替として追加登録されました。

2013年7月5日のグアテマラ戦で代表初ゴールを記録。

同年のCONCACAFゴールドカップでは、主力選手として6年ぶりの優勝に大きく貢献しました。

2014 FIFAワールドカップでは、全4試合に出場しています。

代表出場大会

2014 FIFAワールドカップ

代表試合数

国際Aマッチ 66試合 2得点（2010年-2017年）

タイトル

アメリカ合衆国代表

* CONCACAFゴールドカップ: 2013, 2017

アレハンドロ・ベドヤは、クラブと代表の両方で豊富な経験を持ち、その献身的なプレーで多くのファンを魅了している選手です。

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