アローン・イン・ザ・ユニバース

アローン・イン・ザ・ユニバース (Alone in the Universe)

『アローン・イン・ザ・ユニバース』は、2015年にジェフ・リンがジェフリンズELO名義で発表したスタジオ・アルバムです。エレクトリック・ライト・オーケストラ（ELO）のアルバムとしては、2001年の『ズーム』以来、実に15年ぶりの作品としてリリースされました。

収録曲

本作に収録されている楽曲は、すべてジェフ・リン自身が作曲を手掛けています。

1. ホエン・アイ・ワズ・ア・ボーイ (When I Was a Boy) – 3:12
アルバムからの先行シングルとしてリリース。ミュージックビデオは、ELOやトラヴェリング・ウィルベリーズなど、ジェフ・リンの輝かしいキャリアを振り返る内容となっています。
2. ラヴ・アンド・レイン (Love and Rain) – 3:29
ジェフ・リンの娘であるローラ・リンがコーラスで参加しています。
3. ダーティ・トゥ・ザ・ボーン (Dirty to the Bone) – 3:06
前作『ズーム』に収録されていたバラード「モーメント・イン・パラダイス」のイントロ、バース、コーラスと、この曲のイントロ、バースのコード進行が共通しています（キーは異なります）。「モーメント～」の歌詞が女性の愛を賛美する内容であったのに対し、この曲では女性のずる賢さや恐ろしさに焦点を当てており、対照的な内容となっています。
4. ホエン・ザ・ナイト・カムズ (When the Night Comes) – 3:22
アルバムからのセカンド・シングルです。
5. ザ・サン・ウィル・シャイン・オン・ユー (The Sun Will Shine on You) – 3:29
6. エイント・イット・ア・ドラッグ (Ain't It a Drag) – 2:34
マージービート調のロック・ナンバー。アルバムの発売に先駆けてライブで演奏されていました。
7. オール・マイ・ライフ (All My Life) – 2:50
8. アイム・リーヴィング・ユー (I'm Leaving You) – 3:07
ロイ・オービソンへの敬意を表した楽曲です。
9. ワン・ステップ・アット・ア・タイム (One Step at a Time) – 3:21
アルバムからのサード・シングル。娘のローラがコーラスで参加しています。
10. アローン・イン・ザ・ユニバース (Alone in the Universe) – 3:54
ボイジャー1号が太陽系から離れたというニュースにインスパイアされて生まれた楽曲です。

デラックス・エディション盤ボーナス・トラック

1. フォルト・ライン (Fault Line) – 2:07
2. ブルー (Blue) – 2:36
3. オン・マイ・マインド (On My Mind) – 3:09
日本盤のみのボーナス・トラックです。

演奏者

ジェフ・リン - ヴォーカル、シェイカーとタンバリンを除く全ての楽器
スティーヴ・レイ（エンジニア） - シェイカー、タンバリン
ローラ・リン（ジェフの娘） - コーラス

外部リンク

『アローン・イン・ザ・ユニヴァース』特設サイト - Sony Music
デラックス・エディション

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