アンソニー・カストロ

アンソニー・シルフレド・カストロ（Anthony Silfredo Castro）は、1995年4月13日ベネズエラのミランダ州カラカス出身のプロ野球選手（投手）です。右投右打で、現在はフリーエージェント（FA）となっています。

経歴

2011年7月にアマチュア・フリーエージェントとしてデトロイト・タイガースと契約し、プロとしてのキャリアをスタートさせました。

2012年：ルーキー級ベネズエラン・サマーリーグ・タイガースでプロデビュー。13試合に先発し、1勝3敗、防御率3.38、46奪三振を記録。
2013年：同リーグで13試合（先発11試合）に登板し、2勝2敗、防御率2.73、55奪三振を記録。
2014年：アメリカ本土に渡り、ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・タイガースで13試合（先発12試合）に登板。6勝3敗、防御率4.10、50奪三振を記録。
2015年：トミー・ジョン手術の影響でシーズンを全休。
2016年：ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・タイガース・ウェストでプレー。2球団合計で11試合（先発10試合）に登板し、3勝3敗、防御率4.26、54奪三振を記録。
2017年：A級ウェストミシガン・ホワイトキャップスで21試合に先発登板し、10勝6敗、防御率2.49、95奪三振を記録。
2018年：A+級レイクランド・フライングタイガースとAA級エリー・シーウルブズでプレー。2球団合計で25試合（先発23試合）に登板し、9勝4敗、防御率3.34、105奪三振を記録。
2019年：AA級エリーで27試合（先発18試合）に登板し、5勝3敗1セーブ、防御率4.40、116奪三振を記録。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、メサ・ソーラーソックスに所属。11月20日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入り。
2020年：7月27日にメジャー初昇格を果たし、同日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦でメジャーデビュー。この年の公式戦登板はメジャーでの1試合のみ。

2020年12月7日にウェイバー公示を経てトロント・ブルージェイズへ移籍。

2021年1月21日にDFAとなり、27日にマイナー契約で傘下のAAA級バッファロー・バイソンズへ配属。シーズン開幕後、4月14日にメジャー契約を結びアクティブ・ロースター入りしました。

2022年4月7日にブラッドリー・ジマーとのトレードで、クリーブランド・ガーディアンズへ移籍。9月1日にDFAとなりました。

2022年9月3日にウェイバー公示を経てボルチモア・オリオールズへ移籍。移籍後のメジャー登板はなく、レギュラーシーズン終了後の10月6日にDFA。その後、10月10日にマイナー契約、13日にFAとなりました。

投球スタイル

最速98.8mph（約159km/h）を計測するフォーシームは、カッターのような軌道を描きます。しかし、制球力に課題が残ると評されています。

年度別投手成績

(2022年度シーズン終了時)

年度別守備成績

(2021年度シーズン終了時)

背番号

38（2020年）
63（2021年）
58（2022年）

外部リンク

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