アンティ・イコーネン

アンティ・イコーネン（Antti Ikonen, 1968年 - ）は、フィンランド出身のキーボーディストとして知られています。

ストラトヴァリウスでの活動

彼は、フィンランドのヘヴィメタルバンド、ストラトヴァリウスの初期メンバーとして、1986年から1995年まで在籍していました。この時期、バンドのキーボーディストとして、その音楽性に大きく貢献しました。彼のキーボードプレイは、初期ストラトヴァリウスのサウンドを特徴づける重要な要素の一つでした。

しかし、1995年にリリースされたアルバム『フォース・ディメンション』の収録後、彼はドラムスのトゥオモ・ラッシーラと共にバンドを脱退（公式には解雇）することになります。脱退の理由は、音楽性の違いやメンバー間の人間関係などが挙げられています。

ストラトヴァリウス脱退後

ストラトヴァリウス脱退後、イコーネンはトゥオモ・ラッシーラと共に、Cartes Art Machineというプロジェクトを立ち上げ、新たな音楽活動を展開しました。このプロジェクトでは、以前とは異なる音楽性を追求し、実験的な試みも行われました。

現在、彼はフィンランドを拠点に、時折ソロプロジェクトでキーボードを演奏する傍ら、作曲家、サウンドデザイナー、レコーディング・エンジニア、音楽技術スタッフ、そして音楽講師としても活動しています。彼の活動は多岐にわたり、音楽業界において幅広い分野で才能を発揮しています。

ディスコグラフィ

以下は、アンティ・イコーネンが参加した主なアルバムです。

Stratovarius

フライト・ナイト - 1989年
トワイライト・タイム - 1992年
ドリームスペース - 1993年
フォース・ディメンション - 1994年

Timo Tolkki

Classical Variations and Themes - 1994年

外部リンク

Media Lab Helsinki : People (アンティ・イコーネン紹介ページ,英語)

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