アンディ・スニープ

アンディ・スニープ（Andy Sneap, 1969年7月18日 - ）は、イングランド出身の音楽プロデューサー、レコーディング・エンジニア、ミキサー、ギタリスト、そしてソングライターとして多岐にわたる才能を発揮しています。

特に、ヘヴィメタル界における数多くのアルバムのプロデュースとミキシングでその名を知られており、メタルシーンを代表する存在の一人です。

1985年、スラッシュメタルバンド「Sabbat」のギタリストとして音楽キャリアをスタートさせました。Sabbatは、アンダーグラウンドシーンで確固たる地位を築き上げましたが、1991年に惜しまれつつも解散しました。

Sabbat解散後、1994年にダービーシャーに自身のスタジオ「Backstage Studios」を設立し、プロデューサーおよびミキサーとしての活動を本格的に開始しました。Backstage Studiosは、最新の機材とアンディ・スニープの卓越した技術により、数々の名盤が生み出される場所となりました。

プロデューサーとしての代表的な作品には、オーペスの『Deliverance』、キルスウィッチ・エンゲイジの『The End of Heartache』、メガデスの『エンドゲーム』、アクセプトの『ブラッド・オブ・ザ・ネイションズ』などがあります。これらの作品は、いずれも高い評価を受けており、アンディ・スニープのプロデュース手腕が遺憾なく発揮されています。

また、アンディ・スニープはギタリストとしての活動も継続しており、2006年にはSabbatが再結成され、再びステージに立つこととなりました。さらに、FozzyやHellといったバンドにも参加し、そのギタープレイを披露しています。

2018年には、ヘヴィメタル界の重鎮であるジューダス・プリーストのワールドツアーに、パーキンソン病によりツアーへの参加が困難となったグレン・ティプトンの代役として参加しました。この参加は、アンディ・スニープのギタリストとしての実力と、彼がメタルシーンから深く信頼されていることの証と言えるでしょう。

アンディ・スニープは、プロデューサー、エンジニア、ギタリストとして、ヘヴィメタル界に多大な貢献をしており、今後も彼の活躍から目が離せません。

主なクレジット作品

オーペス - Deliverance
キルスウィッチ・エンゲイジ - The End of Heartache
メガデス - エンドゲーム
アクセプト - ブラッド・オブ・ザ・ネイションズ
* その他多数

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