アンドリュー・ベラスケス

アンドリュー・ベラスケス：堅守が光るユーティリティ内野手

アンドリュー・ベラスケス（Andrew Velazquez, 1994年7月14日 - ）は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ブロンクス区出身のプロ野球選手。内野手として、MLBのニューヨーク・ヤンキース傘下に所属しています。右投両打。

プロ入りからレイズ時代

2012年のMLBドラフト7巡目（全体243位）でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名され、プロとしてのキャリアをスタート。ルーキー級リーグで経験を積み、2014年にはA級で72試合連続出塁というマイナーリーグ記録を樹立するなど、着実に成長を遂げました。

2014年11月には、ジェレミー・ヘリクソンとのトレードでタンパベイ・レイズへ移籍。レイズ傘下では、A+級などでプレーし、着実にステップアップ。2018年にはAA級、AAA級で好成績を収め、同年9月にはメジャーデビューを果たしました。

インディアンス、オリオールズ時代

2019年7月、クリーブランド・インディアンスへトレード移籍。しかし、2020年にはドミンゴ・サンタナの加入に伴いDFAとなり、ボルチモア・オリオールズへ移籍。
オリオールズでは40試合に出場するも、シーズン終了後にFAとなりました。

ヤンキース、エンゼルス時代

2020年12月、ニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約。2021年シーズン途中にメジャー契約を結びました。

2021年11月にはウェイバー公示を経てロサンゼルス・エンゼルスへ移籍。2022年は、デビッド・フレッチャーの故障によりメジャー昇格のチャンスを得ると、遊撃手として出場。守備での貢献が認められ、フレッチャー復帰後もメジャーに定着しました。シーズン終盤には打撃改善のため右打席に専念するも、怪我により離脱。それでも、キャリアハイとなる125試合に出場しました。

ブレーブス傘下時代、そしてヤンキースへ

2023年9月、アトランタ・ブレーブスへ移籍。FAを経てマイナー契約で再契約し、AAA級でプレー。2024年は招待選手としてスプリングトレーニングに参加するも、メジャー昇格は叶わずFAに。

2025年、古巣であるニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約。再びスプリングトレーニングに招待選手として参加し、メジャー復帰を目指します。

プレースタイル

ベラスケスは、堅実な守備が持ち味の内野手です。内外野をこなせるユーティリティ性も魅力。打撃では、スイッチヒッターでありながら、状況に応じて打席を変えるなど、柔軟な対応を見せます。メジャーでの出場機会を掴むために、日々進化を続けています。

詳細情報

年度別打撃成績：2024年度シーズン終了時
MLBポストシーズン打撃成績：2024年度シーズン終了時
年度別守備成績：内野守備、外野守備（2024年度シーズン終了時）
背番号：11（2018年 - 2019年7月2日）、17（2019年9月17日 - 同年終了）、13（2020年）、71（2021年）、4（2022年 - 2023年）

外部リンク

MLB選手情報
ESPN
Baseball-Reference
Fangraphs
The Baseball Cube
MiLB.com
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