アンドリュー・ペインター

アンドリュー・パトリック・ペインター（Andrew Patrick Painter）は、2003年4月10日生まれのアメリカ合衆国フロリダ州ポンパノビーチ出身のプロ野球選手です。ポジションは投手で、右投右打。現在はMLBのフィラデルフィア・フィリーズ傘下に所属しています。

経歴

2021年のMLBドラフトにおいて、フィラデルフィア・フィリーズから1巡目（全体13位）で指名を受け、フロリダ大学への進学を取りやめてプロ入りしました。契約金は390万ドル。プロとしてのキャリアは、傘下のルーキー級フロリダ・コンプレックスリーグ・フィリーズでスタートを切りました。

2022年はA級クリアウォーター・スレッシャーズでシーズン開幕を迎えました。9試合に先発し、38.2回を投げて防御率1.40、69奪三振という素晴らしい成績を記録。その活躍が認められ、6月初旬にはA+級ジャージーショア・ブルークロウズに昇格しました。A+級では8試合に先発し、36.2回を投げて49奪三振、防御率0.98と、さらに素晴らしい成績を残しました。同年8月14日には、AA級レディング・ファイティン・フィルズへの昇格を果たしました。AA級では5試合に先発し、28.1回を投げて防御率2.54、37奪三振を記録しました。

最終的に、2022年は3つの階級（A級、A+級、AA級）を通して、103.2投球回、防御率1.56、155奪三振、WHIP0.887という傑出した成績を収め、フィリーズのマイナーリーグ年間最優秀選手に選出されました。

しかし、2023年3月10日に右肘の靭帯損傷と診断され、同年7月25日にロサンゼルスでトミー・ジョン手術を受け、その後のシーズンを全休することとなりました。

2024年には、アリゾナ・フォールリーグにグレンデール・デザートドッグスの一員として参加し、復帰後初登板では100マイルを記録しました。

代表歴

2018年には、WBSC U-15ワールドカップのアメリカ合衆国代表として出場しています。

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