アーネスト・コロマ

アーネスト・バイ・コロマ：シエラレオネの政治家

アーネスト・バイ・コロマ（Ernest Bai Koroma）は、1953年10月2日生まれ。シエラレオネの政治家であり、2007年から2018年まで同国の大統領を務めました。全人民会議（APC）の代表として、シエラレオネの政治に大きな影響を与えました。

生い立ちと教育

コロマは、シエラレオネ北部州ボンバリ地区のマケニで生まれました。教育はカトリック系の小学校、男子中学校を経て、マグブラカの大学、そしてフリータウンのフォーラー・ベイ・カレッジ（シエラレオネ大学）に進みました。1976年にシエラレオネ大学フォーラ・ベイ・カレッジを卒業後、マケニのセント・フランシス中学校で教鞭を執り、1978年にシエラレオネの保険会社に入社しました。

ビジネス करियर

1985年、コロマはReliance Insurance Trust Corporation (Ritcorp)に移籍し、1988年には専務理事に就任するなど、ビジネスの世界でも成功を収めました。西アフリカ保険協会(WAICA)やイギリスのリスクの保険協会、イギリスのディレクター協会のメンバーでもありました。

政治 करियर

2002年3月、コロマは政治の世界に足を踏み入れ、全人民会議（APC）のリーダーを決める投票でAPCのリーダーに選出されました。2007年8月11日に行われたシエラレオネ大統領選に出馬し、与党シエラレオネ人民党（SLPP）のソロモン・ベレワ副大統領や人民民主改革運動(PMDC)のチャールズ・マルガイらと争いました。

決選投票ではベレワとの一騎打ちとなり、9月8日の決選投票の結果、9月17日に勝利し、シエラレオネの大統領に選ばれました。2012年11月の大統領選挙では、得票率58.7％でジュリウス・マーダ・ビオ候補に勝利し、再選を果たしました。

2018年4月に大統領を退任しました。

退任後の動向

2023年11月26日にシエラレオネで発生したクーデター未遂事件に関連して、2023年12月、コロマは当局の尋問を受けた後、自宅軟禁下に置かれました。

家族

夫人のシア・ニャマは、フリータウンにあるシエラレオネで最も古い女子学校であるアニー・ウォルシュ・メモリアル学校(AWOGA)の卒業生であり、ロンドン大学で生物化学の大学院を修了しています。夫妻には2人の子供がいます。

アーネスト・バイ・コロマは、教育者、ビジネスリーダー、そして政治家として、シエラレオネの発展に大きく貢献しました。彼のリーダーシップは、シエラレオネの歴史において重要な役割を果たしています。

外部リンク
アーネスト・コロマ公式HP
全人民会議党（APC）公式HP
* Profile of Sierra Leone's Opposition leader: Ernest Bai Koroma

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