アームドポリス バトライダー

アームドポリス バトライダーについて

『アームドポリス バトライダー』（ARMED POLICE BATRIDER）は、1998年12月にライジングから発売された縦スクロールシューティングゲームです。この作品は、実質的に前作『バトルガレッガ』の続編として位置づけられています。

ゲームの世界観

本作は、アメリカンコミックを彷彿とさせるカラフルで魅力的な画風が特徴です。物語の舞台は、悪化した治安と犯罪で名高いゼノビア・シティ。この町での戦いは、特別武装警察「ZERO COP」が収監中の犯罪者たちに危険な任務を課すところから始まります。これにより、プレイヤーは危険と隣り合わせの戦闘を余儀なくされます。

ゲームシステム

『アームドポリス バトライダー』は、プレイヤーが操作する自機として3人のキャラクターをチーム編成し、戦いを繰り広げます。各プレイヤーは最初に選んだキャラクターの機体を操作し、ミスをすると次のキャラクターが出撃。全員が撃墜されるとゲームオーバーとなります。このユニークなシステムは、選択したキャラクターの性能差を考慮し、戦略的なプレイを促します。

また、今作の独自の要素として「溜め撃ち」が搭載されています。この技は、ショットボタンを一定時間離した後に再度押すことで、強力な攻撃を放つことができる仕組みです。さらに、チーム編成によって隠しボスが出現するなど、戦略の幅は大きく広がります。

ステージ構成

ゲームは基本的に全7ステージで構成されており、特定条件をクリアすると隠しボスが登場することもあります。また、プレイヤーは4つのモードの中から選択してプレイすることが可能です。

1. 練習コース - 3つのステージで構成され、自動でボンバーを発射する「オートボンバー」機能があります。
2. 一般コース - 5ステージをクリアするモード。
3. 上級コース - 全7ステージをプレイできます。
4. 特別コース - ボス戦のみを行う隠しモードです。

新しい要素と改善

本作では、隠れたボスやキャラクターの特性、さらにはショットや弾幕の色使いの変更など、さまざまな細かい改善がなされています。敵弾が見えにくかった前作の問題を受けて、色使いを改良した仕組みも取り入れられています。

さらに、連射速度の調整や、オブジェクト破壊時に得点が視覚化される機能が導入されるなど、プレイヤーがゲームに対して高いインタラクションを持つことが可能です。これにより、快適なゲームプレイが実現されています。

キャラクター紹介

本作には、3つの異なるチームから選べるキャラクターが登場します。元警官、超能力者、凶悪犯罪者の各チームで、プレイヤーは異なる特徴を持つキャラクターを選択できます。

デフォルトキャラクター:

• - 元警官チーム

- D・D / FLYING KILLER
- ショーティ / Carry Carry
- ジュージ / Sangerea 5280

• - 超能力者チーム

- マリア / CLITTER 4
- ゴールデン / Razar Back
- ストローマン / Beyond 8570

• - 凶悪犯罪者チーム

- バースデイ / Mad Romero
- ダグ・T / GRIZZLY VSE
- アダム / V-TWIN

ゲストキャラクター

プレイ進行に伴い、過去の作品からのゲストキャラクターも登場します。これにより、ノスタルジックな要素も加わり、ファンに喜ばれる内容となっています。

発売とその後

本作は、最初のリリースからアップデートが行われ、バグ修正や難易度修正が施されました。また、2022年にはセガトイズの「アストロシティミニ V」への収録が決定し、再評価されています。

『アームドポリス バトライダー』は、革新的なゲームシステムと魅力的なキャラクター、そして緊迫感のあるストーリーで、多くのシューティングゲームファンに支持されています。

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