アーロン・ウィギンズ

アーロン・ダニエル・ウィギンズ（Aaron Daniel Wiggins, 1999年1月2日 - ）は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州グリーンズボロ出身のプロバスケットボール選手であり、NBAのオクラホマシティ・サンダーに所属しています。ポジションは主にシューティングガード、またはスモールフォワードをこなします。

生い立ちとハイスクール時代

ウィギンズは幼少の頃からバスケットボール以外にも、アメリカンフットボールや陸上競技など、様々なスポーツに親しみました。また、ピアノやトロンボーンの演奏、演劇にも出演するなど、多彩な才能を発揮していました。

ハイスクールはグリムズリー高等学校からウェズリアン・クリスチャンアカデミーに転校。4年目のシーズンには、シャーロットのAAUチームに選出され、主要サイトから4つ星評価を受けました。そして2017年6月3日、メリーランド大学への進学を決意しました。

大学時代

メリーランド大学での1年目、2018-19シーズンは当初先発出場していましたが、ベンチからの出場の方がリズム良くプレーできると感じ、ヘッドコーチにシックスマンとしての起用を直訴し、受け入れられました。ミシガン大学戦、ミシガン州立大学戦ではシーズンハイとなる15得点を記録。このシーズンは34試合に出場し、平均8.3得点・3.3リバウンドを記録。3ポイントシュート成功率41.3%はチームトップの数字でした。

2019-20シーズンには、2020年2月23日のオハイオ州立大学戦で6本の3ポイントシュートを成功させ、シーズンハイとなる20得点を記録。このシーズンは31試合に出場し、平均10.4得点・4.9リバウンドを記録し、ビッグ10カンファレンスのシックスマン賞を受賞しました。

2020-21シーズン、NCAAトーナメント2回戦のアラバマ大学戦でキャリアハイとなる27得点を記録しましたが、試合は敗北。このシーズンは31試合に出場し、平均14.5得点・5.8リバウンド・2.5アシストを記録。シーズン終了後、2021年のNBAドラフトへアーリーエントリーしました。

NBAキャリア

2021年のNBAドラフトにて、アーロン・ウィギンズは2巡目全体55位でオクラホマシティ・サンダーから指名を受け、2021年8月15日にツーウェイ契約を結びました。

2021-22シーズン、2021年12月26日のニューオーリンズ・ペリカンズ戦でキャリアハイとなる24得点を記録。2022年2月16日にはサンダーと正式契約を結びました。

2024年7月7日、サンダーと5年総額4,700万ドルで再契約。2024-25シーズンには、2025年2月1日のサクラメント・キングス戦でキャリアハイを大幅に更新する41得点、14リバウンドを記録し、チームは144-110で勝利しました。

アーロン・ウィギンズは、その多才な才能と努力で、NBAの舞台で着実に成長を続けている注目の選手です。

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