アーロン・グンナルソン

アーロン・エイナル・マルムキスト・グンナルソン

アーロン・エイナル・マルムキスト・グンナルソン（Aron Einar Malmquist Gunnarsson、1989年4月22日 - ）は、アイスランドのアークレイリ出身のプロサッカー選手です。現在はカタールのアル・アラビ・ドーハに所属し、ポジションはMFを務めています。また、アイスランド代表としても長年活躍しています。

クラブでのキャリア

グンナルソンは、地元アークレイリのクラブでサッカーを始め、その才能を開花させました。2006年には、オランダの名門クラブであるAZアルクマールに移籍し、海外でのキャリアをスタートさせました。

2008年6月には、イングランドのフットボールリーグ・チャンピオンシップ（2部リーグ）に所属するコヴェントリー・シティFCと3年契約を結びました。加入後すぐにレギュラーとして定着し、その年のシーズン終了後には、サポーター投票によってチームの年間最優秀選手に選ばれるなど、高い評価を得ました。

2011年7月には、同じチャンピオンシップのカーディフ・シティFCにフリーで移籍しました。カーディフ・シティでも中心選手として活躍し、2016-17シーズン終了後には、再びサポーター投票でチームの年間MVPに選ばれました。

2019年には、カタールのアル・アラビ・ドーハに移籍し、新たな挑戦を始めています。

代表でのキャリア

グンナルソンは、2008年2月2日にアイスランド代表としてデビューを果たしました。A代表と並行して、世代別代表にも選出され、UEFA U-21欧州選手権2011にも出場しました。

2012年8月のフェロー諸島戦からは、アイスランド代表のキャプテンに任命されました。2014 FIFAワールドカップ出場をかけたクロアチアとのプレーオフで初めてキャプテンとして出場しましたが、試合には0-2で敗れ、本戦出場はなりませんでした。

2014年10月10日のUEFA EURO 2016予選・ラトビア戦で代表初ゴールを記録しました。2015年6月12日のチェコ戦でもゴールを挙げるなど、重要な場面で得点を重ねました。9月6日のカザフスタン戦では、試合終了間際に退場処分を受けるというアクシデントもありましたが、チームは同国史上初となる主要大会（UEFA EURO 2016）への出場を決定しました。

UEFA EURO 2016本大会では、フランス戦に出場し、EURO初出場を果たしました。1-1の引き分けとなったポルトガル戦では、試合後、クリスティアーノ・ロナウドにユニフォーム交換を拒否されたことが話題となりました。ラウンド16のイングランド戦では、ピッチ上で歴史的勝利を見届けました。

人物

グンナルソンの兄であるアルノールは、ハンドボール選手としてアイスランド代表にも選ばれた経験を持っています。兄弟揃ってスポーツの世界で活躍していることは、アイスランド国内でもよく知られています。

代表歴

出場大会
アイスランド代表
2018 FIFAワールドカップ
試合数
* 国際Aマッチ 103試合 5得点（2008年-）

もう一度検索