イェンス・カユステ

イェンス＝リン・ミシェル・カユステ

イェンス＝リン・ミシェル・カユステ（Jens-Lys Michel Cajuste, 1999年8月10日 - ）は、スウェーデン・ヴェストラ・イェータランド県ヨーテボリ出身のプロサッカー選手です。現在はイプスウィッチ・タウンFCに所属し、主にミッドフィールダーとして活躍しています。

クラブ経歴

ヨーテボリで生まれたカユステは、幼少期に父親の仕事の関係で中国で過ごし、そこでサッカーを始めました。10歳の時にスウェーデンに帰国し、2010年にエルグリーテISのユースアカデミーに入団。着実に力をつけ、2016年には16歳という若さでトップチームに昇格を果たしました。

同年10月17日、スーペルエッタン（スウェーデン2部リーグ）のIKシリウス・フォトボル戦でプロデビューを飾ります。

2018年6月27日には、デンマークのFCミッティランと5年契約を締結。2019-20シーズンには先発に定着し、10月21日のラナースFC戦でプロ初ゴールを記録しました。このシーズンは24試合に出場し1ゴールを挙げ、チームのリーグ優勝に大きく貢献。翌2020-21シーズンには、UEFAチャンピオンズリーグにも出場を果たしました。2021年3月21日のヴェイレBK戦では、強烈なミドルシュートを決め、大きな話題となりました。

2022年1月10日、フランスのスタッド・ランスと2026年までの契約を締結し、新たな挑戦を開始します。

2023年8月10日には、イタリアの強豪SSCナポリへ移籍。移籍金は1200万ユーロと推定され、5年契約を結びました。

2024年8月19日、イングランドのイプスウィッチ・タウンFCに1年間の期限付き移籍で加入し、更なる成長を目指しています。

代表経歴

カユステは、2019年にU-21スウェーデン代表に招集され、その才能を発揮。2020年11月にはフル代表に初招集され、11月11日のデンマークとの親善試合で代表デビューを果たしました。この試合では90分間フル出場したものの、チームは0-2で敗れています。さらに、2021年3月には2022 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選の代表にも招集され、重要な戦力として期待されています。

人物

カユステの父親はハイチ系アメリカ人で、母親はスウェーデン人です。

プレースタイル

カユステは、優れたボールコントロールとパスセンスを持ち、中盤でゲームを組み立てる能力に長けています。また、積極的な守備と運動量でチームに貢献する、現代的なミッドフィールダーです。強烈なミドルシュートも彼の武器の一つです。

外部リンク

イェンス・カユステ - Soccerwayによる個人成績
Transfermarkt
* 超ワールドサッカー

もう一度検索