イェーモンミャ

イェーモンミャのプロフィールと来歴

イェーモンミャ（Yee Mon Myat）は、2006年12月27日生まれ、東京都江東区にルーツを持つ女子バレーボール選手です。彼女はミャンマー系の家庭環境で育ち、両親はミャンマー人という背景を持っています。小学校2年生の時にバレーボールを始め、その才能を開花させていきました。

スポーツキャリアのスタート

中学校では、世田谷区立北沢中学校に在籍中、特に2021年においては柳千嘉選手と共に全日本中学校選手権で準優勝の成績を収め、注目を集めました。これをきっかけに彼女はその後のバレーボールキャリアに勢いがついていきます。

高校時代と更なる飛躍

2022年、下北沢成徳高等学校に進学したイェーモンミャは、早くも1年生からチームの主力選手として活躍しました。彼女は全日本高等学校選手権において、第76回および第77回の二大会にエースアタッカーとして出場し、共に準優勝という素晴らしい成績を収めました。これらの大会でのパフォーマンスは、彼女が今後のバレーボール界にとって重要な選手であることを示しています。

SVリーグへの入団

2025年1月には、同じく選手の柳千嘉や川岸夕紗とともにSVリーグのデンソーエアリービーズへの入団内定が発表され、期待が高まります。イェーモンミャはSVリーグでは外国籍選手として登録され、2025年10月25日にはシーズンの第3節であるSAGA久光スプリングス戦に出場し、ついにリーグデビューを果たしました。

人物紹介

イェーモンミャの家族の背景は非常にユニークです。父親はラカイン族の元ミャンマー代表のライトアタッカーで、1991年の東南アジア競技大会では旗手を務めるなど輝かしい経歴を持っています。しかし、政治的な理由から日本に逃れ、そこでビルマ族の女性と結婚しました。彼らはのちに一家で難民認定を受け、イェーモンミャ自身は現在無国籍の状態です。成人後は日本国籍の取得と、日本代表選手としての活動を目指しています。

受賞歴とメディア出演

イェーモンミャは、数々の大会で功績を残しており、2021年には全日本中学校選手権で優秀選手、また2024年および2025年には全日本高等学校選手権で優秀選手に選出されています。

メディアにおいても彼女の存在は注目されており、フジテレビの『ミライ☆モンスター』に複数回出演しています。彼女の今後の活躍に、スポーツファンやバレーボール界からの期待が寄せられています。

所属チーム

・世田谷区立北沢中学校（2019-2022年）
・下北沢成徳高等学校（2022-2025年）
・デンソーエアリービーズ（2025年-）

まとめ

イェーモンミャは、独自のバックグラウンドを持つ女子バレーボール選手であり、彼女の今後の進展に注目が集まることでしょう。バレーボールという競技を通じて、イェーモンミャは自身の夢を実現するために努力を続けており、将来的には日本代表としての活躍も期待されています。

もう一度検索