イオンモール新瑞橋

イオンモール新瑞橋

イオンモール新瑞橋は、愛知県名古屋市南区菊住一丁目に位置する大型ショッピングモールです。2004年6月に閉鎖された住友電気工業名古屋製作所の跡地、約72,000m2の広大な敷地を再開発して誕生しました。

開発の経緯

開発の始まりは、2004年にダイヤモンドシティ（後のイオンモール）が住友電気工業から用地を購入し、2007年度の出店を目指して交渉を開始したことに遡ります。しかし、建設予定地では環境基準を大幅に超えるテトラクロロエチレンなどの有害物質による土壌汚染が発覚。2006年5月末に汚染浄化の中間報告書が提出されましたが、一部地域では鉛、水銀などの重金属による汚染が残存していることが指摘され、対応の遅れから当初の計画より開業が遅れることとなりました。

2007年8月には、ダイヤモンドシティがイオンモールに吸収合併されたため、事業はイオンモールへと引き継がれます。当初の計画では延床面積約152,000m2の規模でしたが、約101,000m2に縮小。店舗面積も約24,000m2となり、鹿島建設の設計・施工による地上5階・地下1階建ての建物となりました。規模縮小によって余った敷地には、集合住宅が建設されています。

環境への配慮

2010年3月9日、イオンモール新瑞橋はついに開業しました。開業にあたっては、京都議定書目標達成特別支援無利子融資制度を活用し、太陽光発電用のソーラーパネルを外壁に設置、氷蓄熱空調システムやLED照明を採用するなど、環境に配慮した設計が特徴です。また、駐車場の一部を緑化するなど、様々な取り組みが行われています。

リニューアル

2016年には、春から秋にかけて大規模な専門店入れ替えと改装を実施。同年10月28日にリニューアルオープンし、新たな魅力を加えています。

地域社会との関わり

出店に際しては、地域住民から多くの意見書が提出され、交通量の増加や生活環境への影響などが懸念されました。これに対し、イオンモール側は自動車での来店抑制策、交通誘導員の配置、騒音対策など、周辺環境への配慮に努めています。

テナント構成

核店舗であるイオンスタイル新瑞橋に加え、約110の専門店が出店しています。各店舗の詳細は、公式サイトのショップリストをご覧ください。また、営業時間やATM設置場所などの情報は、公式サイトの営業時間・サービス案内で確認できます。

以前はマイカルが運営する「新瑞橋サティ」でしたが、マイカルがイオンリテールに吸収合併されたことに伴い、「イオン」へと名称変更されました。

沿革

2008年5月1日：着工
2009年11月22日：「イオンふるさとの森づくり植樹祭」開催
2010年3月1日：試験開業（ソフトオープン）
2010年3月9日：正式開業（グランドオープン）
2016年10月28日：リニューアルオープン
2019年10月1日：一部専門店で営業時間を21時までに短縮

交通アクセス

名古屋市営地下鉄名城線・桜通線 新瑞橋駅（8番出口）から徒歩約5分
名鉄名古屋本線 呼続駅から徒歩約5分
名古屋市営バス 新瑞橋バスターミナルから徒歩6分、新郊通1丁目停留所から徒歩約1分

詳細は公式サイトの広域・詳細マップ、駐車場・駐輪場案内をご覧ください。

周辺施設

(周辺施設の情報は省略)

外部リンク

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