イスラーム・ボズバエフ

イスラーム・ボズバエフ：カザフスタンの柔道界を牽引する実力者

イスラーム・ボズバエフ（Islam Bozbayev）は1991年6月11日生まれ、カザフスタン出身の柔道家です。身長182cm。主に90kg級で活躍し、数々の国際大会で輝かしい成績を収めています。

輝かしい戦績

ボズバエフ選手は、2010年のアジア大会81kg級で3位入賞を果たしましたが、2位の選手がドーピング違反により失格となったため、繰り上がりで2位となりました。翌年のアジア選手権でも2位に入賞し、その実力を示しました。

2012年のロンドンオリンピックでは、3回戦で敗退。その後、階級を90kg級に変更すると、グランドスラム・東京で3位に入賞しました。2013年のアジア選手権では3位、地元開催のグランプリ・アルマトイでは優勝を飾りました。

2016年のリオデジャネイロオリンピックへの出場は叶いませんでしたが、2017年のグランドスラム・バクーで優勝。2018年には、世界ランキング上位16名のみが出場できるワールドマスターズで3位に入賞し、2019年のグランドスラム・パリでも2位となりました。

2021年の世界選手権では7位に入賞。東京オリンピックでは2回戦で敗退。その後、階級を100kg級に変更し、2022年のアジア選手権で2位に入賞しました。

主な戦績

81kg級
アジア大会 2位（2010年）
アジア選手権 2位（2011年）
グランドスラム・モスクワ 3位（2011年）
ワールドカップ・アルマトイ 優勝（2011年）
グランドスラム・東京 5位（2011年）
90kg級
グランドスラム・東京 3位（2012年）
アジア選手権 3位（2013年）
グランプリ・アルマトイ 優勝（2013年）
グランプリ・サムスン 3位（2015年）
グランドスラム・バクー 優勝（2017年）
アジア選手権 2位（2017年）
グランプリ・チュニス 優勝（2018年）
アジア大会 5位（2018年）
ワールドマスターズ 3位（2018年）
グランドスラム・パリ 2位（2019年）
グランプリ・ブダペスト 5位（2019年）
アジア・オセアニア選手権 団体戦 3位（2021年）
世界選手権 7位（2021年）
100kg級
アジア選手権 2位（2022年）
グランドスラム・アスタナ 3位（2023年）
グランドスラム・トビリシ 3位（2024年）

(出典: JudoInside.com)

今後の活躍に期待

IJF世界ランキングは3290ポイントで10位（2024年3月25日現在）。

長年にわたりカザフスタンの柔道界を牽引してきたボズバエフ選手。今後の更なる活躍に期待が高まります。

外部リンク

* イスラーム・ボズバエフ - JudoInside.com のプロフィール（英語）

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